ポケモンF&M〜ダークポケモンをリライブせよ!〜6

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マリウス「ミミロル!今のうちに…」

風磨「待て､マリウス｡あいつらの喧嘩を止めてからだ」

マリウス「でも…!」

風磨「ポケモンバトルというのは正々堂々､戦うというものだ｡相手のポケモンたちが揉めているうちに､戦うなんて不公平だぞ」

風磨が冷静に言うと､マリウスは「分かった…」と頷いた｡

ゴローン「ゴロゴロッ､ゴローッ( ｀д´)!!」

ヌメイル「ヌメヌメヌーメ(｀ヘ´)!!」

マリウス「ゴローンが『こっちに向かって､攻撃すんなよ( ｀д´)!!』って､言ってる｡ヌメイルは『かわさないのが悪いんでしょ(｀ヘ´)!!』って言ってるよ」

ゴローンとヌメイルの喧嘩は､終わりそうにない｡

ドラゴも「お前たち､やめろって!!」と止めている｡

風磨「ゴローン､ヌメイル!!」

風磨は､ゴローンとヌメイルに話し掛けた｡

風磨「そんなことで喧嘩するなよ(｀ヘ´)!お前たち､仲間なんだろ!?」

ヌメイル「ヌメッ( ﾟдﾟ)!?」

ゴローン「ゴロッ( ´ﾟдﾟ)!?」

風磨に言われて､ヌメイルとゴローンは驚く｡

風磨「仲間同士で争うなよ!そんなのポケモンバトルとは､言えないぞ!」

ドラゴ「…」

風磨「いいか｡ポケモンバトルというのは正々堂々､戦うんだ｡ダブルバトルなら､仲間同士で助け合って力を合わせ､協力しながら戦うんだ」

ヌメイル「ヌメ…」

ゴローン「ゴロ…」

風磨の言葉に､ヌメイルとゴローンは大人しくなった｡

ドラゴは､ある人の言葉を思い出す｡

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?「ポケモンバトルというのは正々堂々､戦うんだ」

ドラゴ「はいっ!!」

?「そしてダブルバトルなら､仲間同士で助け合って力を合わせ､協力しながら戦う｡仲間同士で争うのは､ポケモンバトルとは言えない」

ドラゴ「すみませんっ!!」

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ドラゴ「(あの人にも､よく言われたな…)」

風磨「ドラゴ､だったよな」

ドラゴ「あ､あぁ…」

風磨「ヌメイルもゴローンも､よく育てられているみたいだが欠点は協調性が無いことだ」

ドラゴ「…っ」

風磨に指摘されて､ドラゴは俯いてしまう｡

ドラゴ「…すまない｡俺のポケモンたちの喧嘩を止めてくれて…」

風磨「まぁ､いい｡バトル､再開するぞ」

風磨に言われると､ドラゴは「あぁ!」ときりっとした｡

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