4 ページ33
エクレア「そんな…」
エクレアは悔しそうに、モココを抱き上げる。
戦闘を終え、メガルカリオは元の姿に戻った。
エクレア「菊池風磨さん…あなたの事は一生、覚えておきます。次に会った時は、覚悟しておくんですね!」
エクレアはそう言うと、けむりだまを投げて煙で視界を悪くした。
錦戸「何も見えへん!」
風磨「けほっ、けほっ!」
しばらくして、煙が晴れるとエクレアの姿が無かった。
風磨「…逃げられたか」
サンダース「サン…」
風磨「それにしても錦戸くん、凄いですね!メガシンカ」
サンダース「サン!!」
錦戸「そうか?俺がまだ、アルト出版社に勤める前なんやけど、ルカリオとカロス地方を旅していた時に、メガシンカのことを知ったんや。コルニのおじいさんでメガシンカマスター…コンコンブルさんに弟子入りして、メガシンカの修行をして継承したんよ。こうして、ルカリオはメガシンカ出来るようになったというわけや」
風磨「そうだったんですね。俺のアチャモもいつか、バシャーモに進化してメガシンカ出来るのかな…」
風磨は、アチャモが入ったモンスターボールを見つめて呟いた。
「風磨〜!!」
二人とサンダース、ルカリオが振り返ると、
健人、ヒヤップ、ハーデリア、アブリボンがやって来た。
知念がアゲハントを使って、アルトビルの屋上に飛んでいくのを目撃して
心配になり、風磨とマリウスの事もあって、ここまで来たのだった。
健人「ねんちーが、ビルの屋上に飛んでいくのを見たから追い掛けたんだけど…」
風磨「知念くんは、マリウスと奥に行った」
錦戸「俺らも、行くで」
ルカリオ「グルッ」
風磨、錦戸、健人、サンダース、ルカリオ、ヒヤップ、ハーデリア、アブリボンは
奥へと走り出した。
一方、逃げたエクレアはアルトタウンを出て
止まっている灰色のオープンカーの後ろに乗った。
イオ「作戦は失敗したのか?」
運転席のイオが、話し掛ける。
エクレア「フォッコは逃げてしまいましたが、奪ったポケモンはファタが持ってきてくれるでしょう」
イオ「じゃあ、ファタが戻ってくるまで待つとするか」
エクレア「えぇ…」
エクレアはメガシンカしたルカリオに、敗北したことを悔しがりながら呟いた。
5人がお気に入り
「ポケットモンスター」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
京川歌恋 - 分かりました!ありがとうございます! (2019年8月29日 23時) (レス) id: 9af56d7aaf (このIDを非表示/違反報告)
セーラーローズ(プロフ) - 京川歌恋さん» コメント、ありがとうございます。ですが、4もいっぱいですので準備が出来次第、移行します! (2019年8月29日 12時) (レス) id: 1a91ea82b6 (このIDを非表示/違反報告)
京川歌恋 - 移行おめでとうございます。ちょっとずつでいいので書いてくれると嬉しいです! (2019年8月29日 10時) (レス) id: 9af56d7aaf (このIDを非表示/違反報告)
セーラーローズ(プロフ) - 黒髪の白雪姫#絵描き同盟さん» ありがとう(^^)!! (2019年8月4日 18時) (レス) id: 1a91ea82b6 (このIDを非表示/違反報告)
黒髪の白雪姫#絵描き同盟(プロフ) - 移行おめでとうございます((o(^∇^)o)) (2019年8月4日 17時) (レス) id: f7da8a1665 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:セーラーローズ | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2019年8月4日 9時