ポケモンF&M～ダークポケモンをリライブせよ!～4 (ページ18)

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マリウス「この子が､知念くんのフォッコ?」

知念「うん｡無事で良かった…」

すると､フォッコは知念から下りた｡

フォッコ「フォッコフォッコ､フォッコフォッコ(´・д・｀)」

風磨「何て言っているんだ?」

マリウス「『悪い女2人に､捕まって閉じ込められたの(´・д・｀)』だって」

知念「悪い女2人?」

風磨「それって､アルトビルに出入りしている女2人か?」

フォッコは「フォッコ(｀ヘ´)!」と大きく頷いた｡

マリウスはショルダーバッグから､スケッチブックとスケッチ用の鉛筆を出した｡

風磨「マリウス､何をしているんだ?」

マリウス「フォッコ､君を閉じ込めた女の人2人のことを教えてくれない?今から､君の心を読み取ってその2人を描いてみるから｡しばらく､じっとしてて」

マリウスは目を瞑って､フォッコの心を読み取った｡

風磨「(コイツ､ポケモンの言葉だけじゃなくてポケモンの心を読み取ることも出来るのか)」

読み取れたマリウスは目を開けて､スケッチブックにスラスラと描いた｡

そして､3分後｡

マリウス「よし､描けたよ｡君を誘拐したのは､この二人だね?」

マリウスは描き終えたスケッチブックをフォッコに見せた｡

ポニーテールにノースリーブのワンピースとスパッツの少女と

ボブヘアに､ロングズボンスタイルのスーツを着た女性だ｡

フォッコ「フォッコ!フォッコフォッコ!」

マリウス「『そう!そいつらだったよ』だね?じゃあ､この二人だ」

フォッコ「フォッコ､フォッコ｡フォッコフォッコ｡フォッコ!」

知念「何て言っているの?」

マリウス「『誘拐されたのは､あたしだけじゃないよ｡他のポケモンも捕まっている｡助けなきゃ!』だって」

風磨「よし､そのポケモンたちも助けに行くぞ!」

マリウス「そうだね｡フォッコ､案内して!」

フォッコ「フォッコ(｀ω´)!」

風磨､マリウス､知念､サンダース､ニンフィアは

フォッコの案内で､奥へと走っていった｡

しばらく奥へと進んでいた時だった｡

モココ「モコッ!!」

3人の目の前に､シグナルビームが放たれて足止めを食らう｡

「この先は､行かせませんよ」

奥から現れたのは､パイン色のボブヘアに灰色のロングズボンスタイルのスーツ姿の女性だった｡