ポケモンS&K～ダークポケモンを調査せよ!～6 (ページ28)

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紫帆「まぁ…」

手越「でさ､カランコエ地方に俺の友達(コヤシゲ)がカランコエ地方に行ってるのよ｡カランコエ地方に現れたダークポケモンと送り込まれたシャドーの調査､報道取材で｡出来たら､サポートしてあげたいんだけどね(^_^;)｡極秘任務が知られると､まずいから(ーー;)…」

優馬「でも､人々やポケモン達が襲われそうになったら優先して助けるべきだって､施設長がおっしゃってましたよ?」

丸山「極秘任務も大事やけど､人々やポケモンを助けて守るのも大事なことやで｡内容が知られなきゃ､ええねんから」

手越「そ､そうですよね(^_^;)!」

すると､紫帆が「あの…」と手を上げた｡

手越「どうしたの?紫帆ちゃん」

紫帆「手越さんが保護する幻のポケモンって…」

ペロリーム「ペロ～(*^^*)」

紫帆が言いかけようとした時､

大倉のポケモンで大倉食堂のウェイトレスポケモン・ペロリームが

紫帆が注文した飲み物が運んできた｡

紫帆「ペロリーム､ありがとう(*^^*)」

ペロリーム「ペロ～(*^^*)!」

紫帆はペロリームが持っているトレーから､

注文した温かいレモンティーを取って

お礼を言うと､ペロリームは厨房に入っていった｡

手越「で､どうしたの?」

紫帆「あっ､手越さんが保護する幻のポケモンって､このポケモンかなって…」

紫帆は鞄からポケパットを出して操作してから､手越に見せた｡

後ろから丸山､優馬も覗く｡

手越「えっ､そうだけど何で分かったのΣ( ﾟДﾟ)!?」

エモンガ「エモΣ( ﾟДﾟ)!?」

ヒバニー「ニバッΣ( ﾟДﾟ)!?」

紫帆「手越さんは歌と音楽が好きって聞いてますし､数年前の雑誌のインタビュー記事をたまたま読んだことがあって､それに記載されてあったので…」

丸山「そういえば言うてたな､手越(^_^;)」

エネコロロ「ニャ～(^_^;)…」

トゲデマル「マチュ?(・・?」

手越「はぁ(ーー;)…」

ソフィアパラダイスに就職する前の

アイドルとポケモンコーディネーター時代の手越は

雑誌の記者に､こう質問された｡

『コーディネーターを辞めたくなった時はありますか?』

手越はコーディネーターになって半年で､

異例のスピードでポケモンコンテストを優勝しまくり､

コンテストリボンを4個､獲得した｡

ところがある時､スランプになった手越は

ポケモンコンテストを3連続で敗退｡

ポケモンコーディネーターを辞めようと､考えていたのだ｡