ポケモンS&K～ダークポケモンを調査せよ!～5 (ページ27)

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あの時の状況… 1 ページ27

有岡「痛ってぇ(＞_＜)…」

その頃､リンドウ競技場の医務室ではベッドの上にいる

有岡が不審者の男に突き飛ばされて痛めた腰を

押さえていた｡

カエンジシ♂「ガウ(-_-;)…」

同じく､不審者の男にお腹を蹴飛ばされたカエンジシ♂も

ベッドの上で痛そうに唸っている｡

中丸「カエンジシ♂…」

バクオング「バク(´・д・｀)…」

加藤「ジョーイさん､カエンジシ♂の様子はどうですか?」

ジョーイ「お腹以外は､特に大きな怪我はありません｡ただ､お腹の方は蹴飛ばされてしまった跡が残っています(´・Д・｀)…」

コヤシゲと中丸は有岡とカエンジシ♂の

様子が気になり､医務室を訪れていた｡

小山「有岡くん…」

有岡「俺､情けないです(´・д・｀)…」

不審者の男を捕まえられなかったことや､

カエンジシ♂が怪我をしてしまったことを

悔やみ､ショックを受けていた｡

コヤシゲと有岡は､有岡と同じアルト出版社の

ジャーナリストである中島裕翔(主にポケモンコンテストの記事を担当)と同様､

アルトテレビ局で度々､会っているので

連絡を取り合う程の知り合いである｡

加藤「有岡くん､君を医務室まで連れていった大我くんと慎太郎くんから話は聞いたよ｡何かあったか､話してくれる?」

有岡「はい…1回戦が終わって休憩に入った時の事です｡俺は山田と知念に会いに､ゲストルームに向かっていたのですが…」

有岡は､あの時の状況を話した｡

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～1回戦終了後の休憩に入った直後…～

有岡「(会場のスタッフさん…か?)」

部屋を少し開けて覗いていた不審者の男を

目撃した有岡とカエンジシ♂は､

会場のスタッフでは無さそうと怪しんだ｡

有岡は勇気を出して､不審者の男に話しかける｡

有岡「すみません｡何してるんで…」

ドガッ!!

有岡「うわぁ(＞_＜)!!」

カエンジシ♂「ガウΣ( ﾟДﾟ)!?」

話し掛けられた不審者の男は有岡を突き飛ばして､

走って逃げてしまった｡

有岡「カエンジシ♂､追ってくれ!!」

カエンジシ♂「ガウ(｀ヘ´)!!」

有岡に頼まれたカエンジシ♂は､

不審者の男を追い掛けていった｡

しばらくして…｡

大我「大丈夫ですかΣ( ﾟДﾟ)!?」

有岡の叫び声と物音に聞こえた､大我と慎太郎が

有岡を発見して駆けつける｡

有岡「こ､腰が(＞_＜)…」

有岡は不審者の男に突き飛ばされて

壁に激突し､腰を打ったそうだ｡