ポケモンブレイブヒーローズ～カランコエ地方と6人の男～ 8 (ページ38)

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雲母の周りには琳寧の他､学者になるのが夢でノウレッジ大学の2年生でキーボード担当の本高克樹､

ダンサーであり､ドラム担当の佐々木大光､

透き通るような美声の持ち主で､将来は音楽関係の仕事に就こうと考え､ギターを担当する今野大輝､

デカイ声が特徴で今野同様､将来は音楽関係の仕事に就こうと考えており､ベースを担当する矢花黎がいた｡

この5人と嶺亜は『7MEN侍』というバンドを組んでいて､レーゲン地方を拠点に活動しているのだ｡

また全員､雲母のファンであり､コンテストは皆で見て応援し､

この前のタッグバトル大会も､皆で見て応援していたらしい｡

雲母「お､おはよう…皆､元気だね(^_^;)…」

ニンフィア「フィア(^_^;)…」

今野「雲母様!本当に今日のコンテスト､出ないんですか?」

雲母「うん…決めたことだし…」

矢花「やっぱり､スランプですか!?良ければ､俺達がスランプを吹っ飛ばすために協力しますよ(^-^)!」

雲母「そ､それは…」

琳寧「琳寧達も嶺亜さんも､雲母様を心配しているんです｡何かあれば､相談して下さい(^-^)」

雲母「ありがとう｡だけど､大丈夫だから(^_^;)…」

大光「それで雲母様!俺達とのセッションは､いつやります?もちろん､雲母様のご都合…」

本高「大光､やめろ｡雲母様はアイドルでもあるんだ｡そう簡単に､スケジュールは…」

上田「お前ら､そこまでにしておけ」

チュリネ「チュリ( ｀ー´)!」

琳寧「う､上田くん!」

琳寧達が振り返ると､チュリネを肩に乗せた上田が腕を組んで立っていた｡

どうやら､琳寧達が雲母を心配するあまり､

話し掛け続けているのを見ていて､

雲母を気の毒に思った上田は見ていられず､

止めにいったらしい｡

琳寧&本高&大光&今野&矢花「お､おはようございますm(_ _)m!」

上田「あぁ｡んなことより､彼女が困っているだろ(-_-;)…」

矢花「ですけど､雲母様が元気ないから僕らで助けたくて…(´・_・`)」

上田「確かにそれも大切だが､困らせちゃ駄目だろ(-_-;)｡ファンなら､分かるよな?」

琳寧&本高&大光&今野&矢花「はい(´・_・`)…」

上田「分かればいい｡早く朝飯､食ってこい｡それと琳寧､8:30ぐらいにポケモンセンター前に来いよ｡コンテストを見に､トレニアシティに行くんだろ?」

琳寧「はい､了解です!皆､朝ご飯取りに行こう」

琳寧の一言で皆は頷き､朝食を取りに受付に向かった｡