【文スト】柊家の養子は、文スト世界にトリップしたようです。【終わりのセラフ】

40話:依頼 ページ45

Aside



私達はその後、依頼があった様なので
探偵社に戻った


依頼主はスーツに身を纏った
金髪の可愛い女性だった





なんか、この世界...可愛い人多すぎないか!?

私はお客にお茶を出す為に遠目から見ていた





谷「えーと、調査のご依頼だとか
それで...」


太「美しい...
睡蓮の花のごとき果敢なく可憐なお嬢さんだ」

「へっ！？」



太宰さん...こんな時に迄
口説くとか頭大丈夫か？←失礼

そりゃ依頼しに来た人可愛いけどさぁ！！



太「どうか私と心中していただけないだろ...」


そこで国木田さんが太宰さんに一発お見舞いした

スパァンッってめっちゃいい音した！！


『国木田さんナイス！』




国「柊、俺は少し席を離れる
粗相のないようにな」

『はーい』


そう云って太宰さんを引きずりながら
別室に移動していった

私は今淹れたお茶をお客さんの所迄運んだ




『すみませんねウチの自 殺マニアが

お茶です、どうぞ』



「ありがとうございます」

ニコッと笑顔でお礼を云ってくれた



あ”ー、こんな美人が帝鬼軍に居ればなぁ
仲良く仕事とかしたり出来たのに！

あれ？私太宰さんみたいな事...
いや、心中とか云ってないから大丈夫！な筈



「それで、依頼と云うのはですね
わが社のビルヂングの裏手に最近善からぬ輩が
屯しているようなんです」

谷「善からぬ輩っていうと？」



「わかりません
ですが襤褸をまとって日陰を歩き
聞き慣れない異国語を話す者もいるとか」

それって...





国「そいつらは密輸業者だろう」


あ、国木田さん戻って来た

ついでに中った！密輸業者！



国「軍警がいくら取り締まっても船蟲なように
湧いてくる、港湾都市の宿業だな」

「えぇ、無法の輩だという証拠さえあれば軍警に
掛け合えます、ですから____」




国「現場を張って証拠を掴めか...

小僧お前が行け」



敦「へっ！？」

国「ただ見張るだけだ
それに密輸業者は無法者だが大抵は逃げ足だけが
取り柄の無害な連中

初仕事には丁度よい」


敦「で、でも...」



よし！ここは私がサポートを...



国「谷崎一緒に行ってやれ」

ナ「兄様が行くならナオミも随いて
行きますわぁ」



あれ？


『国木田さん、私は？』




国「柊は此れから社長と面会だ
社長がお呼びだ」


『えぇ〜私の初任務お預けかぁ〜』






、









、









、








______
作者から

殆ど会話文で語彙力何処行ったーー！

っていう内容で申し訳ない

41話:曲者→←39話:経緯

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す