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怒りと恥ずかしさでそう叫んでも、サクライの表情は変わらない。
・
壁にトン。と持たれ、腕を組んでビールを一口飲む。
・
翔「別にパンツとブラくらいどうでもいいだろ」
･････どうでもよくない〜〜〜っ！パンツ！ブラ！男の人に見せたこともなかったのに！
キィーーーー！となる私を見て、またサクライが眉をしかめる。
・
翔「それより早く服着たら？」
・
・
･････････。
････････････。
・
衝動に任せてサクライに詰め寄った私は。
バスタオルで辛うじて前だけ隠れてる姿。で。
・
・
A「ギャーーーーーーー！」
慌てて脱衣所に戻る私に、サクライの淡々とした声。
・
翔「風邪ひくって何回言わすんだ、バカ」
・
･････ううっ･･･この姿を見せてもその反応ってとこもちょっと傷つくーーーーー！
せめてウヒョー☆って喜んでくれてもいいじゃない？
ほぼ裸じゃん！？誰にも見せたことない姿見せて「風邪ひくって何回言わすんだ、バカ」って何よ？
っていうか何回アイツ、バカバカバカバカ言ってる？
恥ずかしさと怒りと、色々な感情で泣けてくる。
ゴシゴシと髪を拭き、えいや！と置いてあった下着を着ける。
･･････Ｂ６５。
･･････くっそ････サイズも当たってるってどこまで仕事が出来るんだ、
あのコンシェルジュめ！サクライめ！！
・
キィーーー！となりながら下着を着けて、パ。と鏡を見ると。
何度も何度も見たことがある、肩の赤い痣が目に入った。
赤い赤い・花の形の痣。
花だと主張するように真ん中は赤みが薄く、遠目で見れば肩に咲く、花。
・
・
何度も何度もこの痣を恨み、憎み、呪った。
・
焼けば消えるかと、火をつけようとしたこともあった。
この痣がなければ私は幸せだったのに、と何度も思った。
痣のない人生なんて知らないけれど。
自分１人で家を飛び出したって結局私は何も出来ないただの「甘えたお嬢様」なんだけど。
・
それでもこの痣を、運命を、受け入れたくなんかない。
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な(プロフ) - 何回読んでもほんとに大好きなお話です！ (2018年2月2日 16時) (
レス) id: 4a932a7616 (このIDを非表示/違反報告)
おれお。(プロフ) - 占ツクの小説の中で、これがいっちばん好きな作品です！！そこまで嵐が好きってことではないんですが(笑)、この櫻井くんだけはほんっとに大好きになってます！！もー大好きです(*´艸`) (2017年11月11日 13時) (レス) id: 7c15ab1247 (このIDを非表示/違反報告)
キナコ(プロフ) - 先程の続きになります。 実はもうファンを卒業してしまったのですが、ヲタ卒しても何度も来てしまいます。この作品は何度読んでも本当に飽きません。これからも何度も読みに来ると思います。長文失礼致しました。 (2016年3月21日 3時) (レス) id: 830f15669d (このIDを非表示/違反報告)
キナコ(プロフ) - このお話が大好き過ぎて読むのが今回４回目か、５回目でした笑 お菓子とキラキラと魔法と恋。女の子の大好きな物と、こんな風に愛されたいという女の子の希望が詰まった私の大好きな作品の一つです。 (2016年3月21日 3時) (レス) id: 830f15669d (このIDを非表示/違反報告)
たむたむ(プロフ) - 作者お気に入り登録させていただきました！他の作品も読んだんですが、めちゃめちゃドツボでした(*^^*)これからも応援してます！ (2014年12月1日 21時) (レス) id: 429496ea68 (このIDを非表示/違反報告)
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