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A「別れた元カノか！！！」
私がスタスタと階段へ歩いてゆくと、智もスタスタとついてくる。
智「付き合った覚えもシた覚えもないけど･･･Aが俺を元カノって言うなら
俺、そっちでもいいよ」
A「誰が元彼だ！あんたみたいな彼女いらんわ！」
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ガチャ、と上の階のドアが開く音がした。
ヤバ。うるさかった、な。
出来るだけ音を立てないように部屋の鍵を開ける。
チラ、と振り向くと智が「ん？」と首を竦めて微笑んだ。
････････････こうやって女の部屋に手ぶらで入ることにおいて百戦錬磨だろう。
百どころじゃない、千だろう。
チッ。舌打ちをして「お茶だけは出してあげるけど泊まらないで」言った。
智「あざっす」
A「わ〜、心のこもっていないお礼、こちらこそあざっす」
智「お邪魔しまーーす」
A「ったく････」
私より先にスイ、と入っていく智の柔らかそうな髪の毛を見ながら
ああ･･･この部屋にオトコが入るのいつ以来だろ････
あー恋愛したい。あ〜あ、誠実なオトコと恋愛したーーーっい！
脱いでいたヒールを下駄箱にしまおう、としたけれど思い直してそのまま段ボールに入れた。
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夜中に突然来たオトコ。を平気で家に入れるような女じゃない。
それが腐れ縁の智でも、だ。
ま、いっか。と思ったのは部屋の荷物がほとんど梱包された、日常とはもう違う部屋だったからだと思う。
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智「なんか書くもんある？」
段ボールが並ぶ８畳のリビング兼ダイニング兼えーっと、とにかく私の生活の場で
智が私を振り返った。
A「え？えーーーっと･･･ペンはテレビの前に･･･紙･･･もう詰めちゃったな。
あ、チラシ！あ、ダメだ。もう新聞も止めちゃったわ。なんだった？」
智が段ボールに中身を書く為に用意してあった極太マジックの蓋をポンと開けた。
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れもんたると(プロフ) - このクソさ加減と一途な感じ、たまんないです。智sideも見てみたい...笑 最高でした。 (2018年5月6日 2時) (
レス) id: 3e7fadf1c4 (このIDを非表示/違反報告)
彩花(プロフ) - クソ智 最高でした。(言い方) こういう智だいすきなんですが、このお話の智がいちばんかっこよくてクソでかっこよくて、最高でした。オイシイ智をありがとうございました。(言い方←２回目) これからも瀬音さんを応援させていただきます！！ (2016年9月19日 18時) (レス) id: 9fafcdfc5a (このIDを非表示/違反報告)
なみかぜ(プロフ) - ビッチ智くんは初めて見たのでどんな感じか不安＆期待で読んでたんですけど…とっても良かったです！ (2016年1月5日 20時) (レス) id: 4e72527647 (このIDを非表示/違反報告)
みづき(プロフ) - こんにちは！！みづきと申します！！オイシイオトコを読ませていただき、智くんの愛嬌や言葉にキュンキュンさせてもらい、ずっとニヤニヤしていました！笑これからも頑張ってください！！応援しています(^^) (2015年9月26日 1時) (レス) id: 7bba366ef7 (このIDを非表示/違反報告)
ココ(プロフ) - こんにちわ。ココといいます。瀬音さんのお話いくらか拝見しててんですが。もう感動です。感動というか文才！凄すぎる！テンポがよく読んでて笑えるのに、最後は感動やったり笑、私Mやないけどこの話もめっちゃおもろかったです！今から残りの作品読破して来ます笑 (2015年6月16日 20時) (レス) id: ee48ebbedd (このIDを非表示/違反報告)
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