【文スト】恐 怖 症 【男主】

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突然の事についていかない頭をどうにか働かせて乱歩さんを見る

いやさ…何なん…太宰さんに会った瞬間から可笑しいこと起こりまくりやねんけど…

「…ねぇ、僕の話聞いてた？」

『聞いてましたよ？聞いてましたけれど…まだ会ってそんな経ってないのにどうしたんですか

しかも僕男ですよ？』

「そんなの関係無いっ！」
マジかぁ＼(^o^)／ｵﾜﾀ

『…まぁ正直に言いますと今の段階では太宰さんの方が好きですね

身寄りのない僕を拾ってくださいましたし、なんか安心するというかなんというか…

えへ…言葉にすると恥ずかしいですね』

にへらと笑って乱歩さんを見る

だが乱歩さんはぐーすかと眠ってしまっていて代わりに太宰さんがにっこりと笑って僕の頭をぽんぽんと叩いた

「いやいや、那由多君がそんなこと言ってくれるなんて

私照れちゃうよ」

『いや…あの…乱歩さんどうしたんですか…？』

僕がそう聞くと「嗚呼」と思い出したように小さく言って

「君、多分異能力者だよ」

と言った

『…はい？』

「恐らく君の唾液とかが惚れ薬と同じ作用をするんだろうね

現に私が乱歩さんに触れた瞬間操り人形の様に眠ってしまったよ」

あははと暢気に手をひらひらさせながら笑う太宰さん









…いやついていけんとけど!？

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