【文スト】恐 怖 症 【男主】

１２. ページ12

「貴様は太宰さんの何だ」

ｶﾞｸﾌﾞﾙｶﾞｸﾌﾞﾙ…

「答えろ！」

ｶﾞｸﾌﾞﾙｶﾞｸﾌﾞﾙ…

あ…皆さんご機嫌如何…？

僕はね…気絶寸前だよ…

だってこの人の外套動いたと思ったら尖るんだもん…クッソ怖い((((；゜Д゜)))

「…チッ、腰抜けが

答えぬなら本人に聞くのみ…

太宰さんは何処だ」

「私は此処だよ芥川君」

そう声がしたかと思えば芥川と呼ばれた人は思い切り吹っ飛んでって彼が居た場所には冷酷な瞳をした太宰さんが居た

「…那由多君大丈夫かい？」

『う…うん…何とか…』

太宰さんの背後に隠れて服にしがみついく

ちらりと芥川さんを見ると酷く咳き込んで時折吐いているようだった

「苦しいだろう？
何せ、鳩尾に確実に入れたのだからね

…さて、何で君は此処に居るんだい？」

「ｺﾞﾎｺﾞﾎｯ！…ゃ…僕はただ此処の見張りをしていただけで…」

「へぇ…ならこれはポートマフィアの武器かい？」

「まぁ…線密に言えば梶井基次郎の武器ですが」

なんか知らない人の名前とかでてるんだけど…

『ていうか…二人の関係って…？』

「元上司と元部下だ」

『ということは太宰さんって…』

「そう、私は元々ポートマフィア

こないだ君が会った姐さんと同じ幹部だったんだよ」

『へぇ…幹部してる太宰さんか…』

思わず想像してしまう

意外とかっこよさそう…

「この状況でよく想像出来るね…」

『ぁ…すいません』

「敬語なし」

『…あい』

よくKYと言われてました…←

『…そういえば太宰さん、敦さんは？』

「…あ、置いてきちゃった★」

星黒いぞ太宰さん…









その頃敦さんは

「これも空ですね…

…あれ、太宰さん？」

…真面目に仕事していた

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