検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:8,090 hit

⊥62 ページ12

.









.





由美「山田先輩っ!?」


急に教室に飛び込んできたのは


山田先輩だった


涼介「Aちゃん、来て!」


A「…え?」


涼介「ほら、いいから」


由美が何かを察したように


私を山田先輩の所へと促す






.









山田先輩に連れてこられたのは


3年生の教室


教室の中をのぞくと


香奈先輩と知念先輩がいる


なんだかとっても険しい


知念先輩…本当に香奈先輩に……




香奈「ねぇ……それ本当なの?」



何の話をしているの?


途中からでよく分からない


侑李「本当だよ。…それに僕は、君みたいな人、嫌いだから」


香奈「なんで……前は…好きって…」


侑李「香奈は、人の気持ちを大事にする子だと思ったから。僕の相談にもたくさん乗ってくれて、その気持ちを分かってくれた。…でも違ったんだ」


香奈「そんな事っ!」


侑李「あるでしょ?あの子がどれだけ怯えてたか知らないでしょ?」


香奈「………」


侑李「きちんと謝りなよ」


香奈「……そしたらまた付き合ってくれる?」


侑李「無理。…でも心を入れ替えてくれるなら…友達にはなる」


香奈「……」







.








少しの間、話を立ち聞き



…これ、聞いて良かったのかな?



涼介「Aちゃん。これでもう大丈夫だよ」


A「…山田先輩」


由美「先輩方、本当にありがとうございます」


涼介「ううん。…これで謝ってくれるかは、香奈次第」




謝ってほしいとは思わない


ここまでしちゃうほど


知念先輩が好きなのかなって


それに…許せる自信もない


涼介「でも…知念がここまで感情的になるのも珍しい。…きっと」



…きっと?


涼介「ううん。なんでもない。由美ちゃんもごめんね」


由美「全然大丈夫です」







.








.






それから教室に由美と一緒に



由美「香奈先輩の気持ち、…分からなくもない」


A「…由美」


由美「今だからはっきり言うね。…私もAにひどい事してた」


A「…え?」





.









.









*********************

⊥63→←⊥61



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
37人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 知念侑李 , 侑秋
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

。・゜.゚。夢露゚・。・.*(プロフ) - いつまでも、応援してます。大学のほうも頑張ってください! (2016年4月10日 16時) (レス) id: 68c8fa4e22 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:侑秋 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/event/zyani-zu  
作成日時:2016年3月20日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。