夏の暑さも彼岸まで ページ14
「暑っつい……」
夏の暑さも彼岸までとよく言うが、
今年の暑さは流石におかしい｡
額を流れる汗を拭う｡
あ〜どっかに涼しいところとかないんかなぁ
休みたい、涼みたいと思うもやっぱり
Aが心配で歩き出す。
やけに煩い蝉の声、容赦なく降り注ぐ陽の光｡
ぼく自身､暑さは苦手だが耐えられない事もない､けれども心配なのはAの事。
人間は弱いから熱中症にでもなっているのではないかと思い、ひやひやする。
歩いても歩いても一向に彼女は見つからない。
「Aー！ここにおるんやろー！」
少しずつ少しずつ日が落ちていく、
辺りが夕焼けに染まっていく｡
もしかしたらもう神社に戻っているのかもしれないと思い、歩き出そうとした時だった。
なんやろ、足音がする｡不思議に思ったが、
とりあえずAが心配だった為、
神社に一旦帰ることにした。
蜩の声が響いて、いつの間にか茹だるような暑さではなく、温い風が吹くようになっていた。
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来夏_raika(プロフ) - 心愛さん» コメントありがとうございます！更新頻度はかなりゆっくりめですが楽しんで頂ければ幸いです〜！これからもこの作品をどうぞ宜しくお願い致します；； (2018年12月5日 21時) (
レス) id: 4db2d60ea2 (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - 更新楽しみに待ってます！ (2018年12月4日 21時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：raika | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/seyu/
作成日時：2018年8月26日 23時
