先生、教えてください。【うらたぬき】

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『じゃあどうすればいいんですかー？』



志「だからー、自分で直接聞けって。」



『志麻先生のけち。けち志麻。』



仕方ない。自分で聞くか。あっそうだ。



『わかりましたよ。自分で聞きます。』



志「やっとか、よs 『その代わりに、



なんかご褒美ください。』



志「え？ご褒美？」



『はい。それあったら更に勇気出るんで。』



志「ご褒美ってつったって何欲しいの？」



『うらた先生。』



志「そんなん本人に言え。」



『すみません。でも、欲しいものないですよ。』



うらた先生しかないもん。



志「んー、じゃああれだ。」



なんだろう。化粧品とかかな。使わないけど。



志「もし、うらた先生に聞くことができたら、俺のLINEやるよ。」



なんとも言えない。



『あっありがとうございます。』



志「何そのびみょーな反応。普通は喜ぶのに。」



どうせだったら、うらた先生のが欲しい。



志「A、俺と交換した時のメリット考えてないな。」



え。



『あるんですか？』



志「あるわ、学校以外でも相談乗れるだろ。」



あっそうだった。



うらた先生のことだけじゃなくて勉強も乗ってもらいたいし。



『確かにそうですね。忘れてました。』



『絶対に聞くんで、そしたら交換してくださいね。』



志「おう。」

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