137 [最近の泥棒は運動神経がやたらと良い] ページ17
そして…夕方になった。
神楽「楽しかったヨ!」
あれからどれだけ乗っただろうか
だいぶ乗った。
ここ制覇したんじゃね?っていうぐらい乗った
お妙「卒業までの良い思い出ね」
神楽「うん、そうアル」
しみじみと呟く神楽とお妙を交互に見る
A「…卒業?」
神楽「あと一週間で卒業アル。」
A「………え。………え!?」
目を見開き驚きを隠せない様子。
土方「もしかして…知らなかったのか?」
Aは目を伏せ気味にすると小さく頷いた
神楽「……寂しくなるアルな」
お妙「そうね」
しんみりとした空気が四人を包んだ
・
・
A「ただいまー…」
そう言っても何も帰って来なかった
A「鍵閉まってたし…いないか。」
小さくため息と共にこぼれた声。
卒業と知ってAは過ごす時間を大切にしようと思った
A「明日…学校か。」
階段を登りながらぶつぶつと独り言を呟く
ガチャ…。
?「やぁ。」
バタンッ。
・
A「帰ろう。我が家に!」
ガチャ。
?「ここ君んちじゃないの?」
A「…へ?誰?!」
謎の人物Aの前にあらわる。
?「物騒だよ、窓、全開だし」
ニコニコ笑うオレンジ色の…アホ毛
?「泥棒入ってきたらどうするの?」
A「もしもし、警察の方ですk((
?「泥棒じゃないから!」
慌ててアホ毛はAのケータイを奪い切る。
A「じゃ、何なんですか。」
神威「俺は神威、窓開いてたから注意しに来ただけだよ」
A「何も取ってませんよね」
神威「やだなぁ、俺はそういうの興味ないから」
クスッと笑うと窓に手をかける
A「って…ここ二階ですよ?!」
そう、Aの家には足場になる場所なんて無いのだ
神威「二階でしょ?大丈夫だよ」
ニコニコと笑うとヒラリと手を振る
神威「また会おうね、A。」
さっ…と窓から消える…というか落ちた。
慌ててAは窓から身をのりだして覗く
が、誰も居なかった。
A「注意してくれたし…いい人…なのかな。」
と、苦笑いを浮かべるとAは
着替えを片手に風呂場へ向かった。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
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8
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神音 - アレ?可笑しいな。目から何か温かい物が、、、、。 (2017年12月30日 17時) (レス) id: 40b828631b (このIDを非表示/違反報告)
りー - 雛菊さん» ととと友達にして下さるんですか!?こんなカスを!?良ければよろしくお願いします!! (2013年10月19日 20時) (レス) id: 2452ee35e5 (このIDを非表示/違反報告)
百済(プロフ) - 生魂さん» 勿論、銀八先生の補修だぜっw (2013年10月19日 18時) (レス) id: 54efcae0b5 (このIDを非表示/違反報告)
狂乱の貴公子 - 雛菊さん» 返信遅くなってすいません!私は、修学旅行で… (2013年10月19日 17時) (レス) id: 4d2469a1c3 (このIDを非表示/違反報告)
生魂 - 百済さん» 銀八先生の補修なら受けても良いよ笑← (2013年10月18日 22時) (レス) id: c775092c0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:百済 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/54efcae0b51/
作成日時:2013年10月10日 17時