35話 ページ37
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加州「状況は！？」
鶴丸「最悪の一歩手前って.....所だな」
大和「何があったっていうのさっ！」
包丁「ご、ごめ...ごんなさいっっ、」
加州「落ち着けよ安定、包丁達に怒鳴っても仕方ないだろう....」
加州はそう言いながら既に抜刀している一期一振を見る
一期「.....弟達の話を聞いたところ博多が長谷部殿の件について審神者達に協力を仰いだようです」
加州「長谷部って....、！」
石切丸「騒がしいと思い来てみれば成る程こんな所に術式を隠されていたとはね」
今剣「.....いまいましいヤツですね」
小狐丸「それでその結界は？」
鶴丸「恐らく彼奴等が残した結界だ、俺が到着する寸前黒い手に引っ張られ飲み込まれるのを見た、恐らくそれを此方側にこさせないための結界だと思っていい」
平野「ぼ、僕達は寸前の所で助けていただきました....でも中に博多がまだ....」
一期「私が中へ入ります」
包丁「一兄ッ！」
鶴丸「頭を冷やせ一期！」
一期「退いてください鶴丸殿、私はこれ以上もう弟を失うわけにはいかんのです！」
？「そういうことなら俺も行くぜ」
加州「ちょっと待ちなよ、あんたら2振りをいかすわけにはいかないよ、......平野あの2人何か言い残してなかった？」
平野「....！加州様と御神刀の皆様を呼んで待っていてほしいと」
今剣「かしゅう、まさかにんげんのことばをしんようするつもりではないでしょうね」
加州「信用なんかしてないよ、でもあの2人は今迄来た人間よりは信用できる、それにこの結界壊せるわけ？」
石切丸「......確かに直ぐには無理だね」
一期「ではこのままここで待っていろというのですか！？」
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作者名：翠連華 | 作成日時：2022年7月12日 23時
