ブラック本丸取扱説明書求む (ページ21)

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19話ページ21

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「お、減ってる減ってる」

夕食後は特に誰の訪問もなく、夜を迎えて
朝台所に来てみれば、昨日器にあるだけもった親子丼がなくなっていた

管狐に先ずは水道を出るように整備を政府に頼んだので漸く綺麗な水がでるけど、本丸の池とかに繋がっている川はまだ汚染されたままらしく今日はそこから浄化かなぁ

食器を洗って、綺麗にした棚と冷蔵庫から食材を取り出す

今日は昨日と同じおにぎりに卵焼きとお味噌汁

ご飯が炊ける間に、卵を厚焼きにして数個準備し
野菜と豆腐を切り、鰹節で出汁をとった汁の中にいれて
味噌を溶かす

「.....やぁ、いい香りだね」

「......！おはよう御座います、燭台切光忠様」

びっっくりしたぁ
誰も来ないだろうと思って油断していた

暖簾の後ろから声をかけてきたのは軽傷の燭台切

燭台切「それは何を作っているんだい？」

「これですか？これは味噌汁です
鰹節で出汁をとって野菜と豆腐、味噌を溶かしたものですよ、良ければ味見しますか？」

本丸では厨房によく立つというか厨房の番人のような存在なのが燭台切と歌仙が一般的に多い

小皿にお味噌汁を装って差し出すと燭台切は一瞬驚いた顔をしたけどゆっくり口に運ぶ

「どうでしょうか？」

燭台切「.....うん、......あったかい.....」

燭台切「ここにきてからずっと食事を作ってくれてたよね
ありがとう、どれも美味しかったよ」

「お口にあってよかったです、もう時期審神者が来られますが折角ですし手入れされませんか？」

燭台切「......そうだね.....できれば僕も一緒にしてもいいかな？その....朝餉の準備を....」

「はい、今からおにぎりを沢山握ろうと思っていたので
是非お願いします」