18話 ページ20
___
粟田口の訪問後は何もなく夕食作りの時間が来て
台所に行けば、山盛りあったおにぎりがなくなっていたので食べてくれたことにほっとした
伊吹「夕食は何作るんだ？」
「親子丼、スプーンで食べれるし味も優しいかなって」
伊吹「お、いいねぇ」
「それじゃご飯炊くのよろしく」
伊吹「おうよ！」
まな板と包丁を取り出して、玉ねぎと鶏肉を切っていると
伊吹「A」
ふいに伊吹に名前を呼ばれ振り返ると
乱藤四郎が立っていた
乱「あ、あの.....僕も手伝っても...いい？」
「それじゃぁ、一緒に卵混ぜるの手伝ってもらってもいい？」
乱「.....！うん！」
その後様子を見にきた加州と大和守が乱に声を上げて驚いていたけど乱は恥ずかしそうに笑っていた
伊吹「お前ら暇か、暇だな
よし俺と一緒にご飯を器に盛るぞ」
伊吹が上手いこと手伝わせていたのでそっちはまかせる
炊き上がったご飯の上に親子丼の具を乗せていると
後ろから盛大なお腹の虫音が聞こえた
加州「お前さぁ...」
大和守「し、仕方ないだろ！勝手になるんだから//！」
「そこで喧嘩しないでよー」
出来上がった丼5つとそれぞれにスプーンを渡して使い道を
教えるとそれぞれが夢中で食べ出した
「これは、粟田口用ね、温めかたは大丈夫？」
乱「うん、ありがとう......ねぇ、明日また離れに行ってもいい？」
「うん、いつでもおいで」
頭を撫でると乱は嬉しそうに笑ってお盆に乗った親子丼を
走って持って行っていた
今回も丼に、盛り付けて台所の机に残す
さて、どれだけ減るかな
「........、」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 80人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：翠連華 | 作成日時：2022年7月12日 23時
