4話(主･女) ページ7
いつも通りの本丸、いつも通りのみんな
でも一つだけ違っていた
大好きで大好きで仕方ない…あの子の笑顔が。
私は鶯丸のお茶を取りに台所まで来ていた。
かわいいかわいい刀剣達の頼みだ。聞いてやらんといつも戦ってくれているみんなに悪いだろう。
台所に入ると光忠がため息をついていた。余程疲れているのだな、と思い私は音をたてず忍び寄った。
が、バレた。さすが光忠。かわいいよ。
燭「鶯丸さんにお茶だね、僕が届けるから主は大丈夫だよ」
主「私がうぐに頼まれたから私がやるよ、それに光忠疲れてるでしょ、」
光忠は驚いた顔をした。
燭「なんだい？？僕は疲れてなんかいないよ？？」
そんなにっこり笑顔で言われても、光忠の主だよ。わかるに決まってるじゃんか
主「疲れてるでしょ、たまには休めよばぁーか」
燭「ほんとに大丈夫だよ！？ほらまだ全然やれるし」
主「大丈夫っていうほど大丈夫じゃない子だってことは私がよく知ってるから、休め」
光忠は観念したように肩を上げた。
燭「じゃあお言葉に甘えて少し休むよ」
主「そうしろ、そうしろ」
光忠に抱き寄せられる。後ろから抱え込むように私のことを抱きしめる。
主「私うぐにお茶…持ってかないと」
燭「休めって言ったのは主だよ、だから少し肩貸して。」
主「……………もう…少しだけだからな…」
そう言うと少しだけ光忠の腕に力が入った。
燭「ありがとう。それにしても主の胸は全然成長しないねー…」
主「知らん。でかくならん。もう一生貧乳のままだよ💢」
軽く光忠に峰打ちをする。光忠は参ったとでも言うように柔らかく笑った。
ほんとにかわいい笑顔をするなぁ…
燭「ねぇ主…ちょっとわがまま言っていい？」
主「なに？好きなだけ言って」
燭「なんか主長谷部くんみたいｗえっとね、かっこ悪いんだけど頭少しだけ撫でてくれないかな」
主「私でいいなら…全然撫でるが…ほんとにそれでいいの？？」
燭「うん、主がいい」
つくづくかわいいやつだな。
光忠の頭をまるで割れ物を扱うかのように撫でる。柔らかい髪が少しくすぐったい。
燭「主の手…落ち着くね。今なら小狐丸さんの気持ちわかるよ……」
主「そう？それならいいんだけどねｗ」私は微笑みながら頭を撫で続ける。
燭「ありがとう、僕はもう大丈夫だから鶯丸さんにお茶持って行って上げて」
主「わかった」
私は台所を出ると赤い顔を隠しながら走った。
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稲籠 - 同田貫殿がいないよぅ寂しいよぅ((小説全部見ました！更新頑張ってください！ (2016年8月15日 9時) (
レス) id: 79374c9911 (このIDを非表示/違反報告)
千尋(プロフ) - 夢紅＠燭台切光忠厨さん» そう！！そうなんですよ！！！この世の可愛さ全て持ってる男が光忠何です…！カッコよくて気配りも出来てお母さんって言われたりするけど戦闘中の「参る！」とか「長船派の祖…」とか言葉遣いが固くなるのもう普通に好きですよ… (2016年8月7日 6時) (レス) id: 14882ffe03 (このIDを非表示/違反報告)
夢紅＠燭台切光忠厨(プロフ) - 千尋さん» 光忠はこの世の万物より愛してますよ…くそかわでマジ天使…ああああ、語れないの辛いですよねっ！ (2016年8月6日 22時) (レス) id: 3d188de523 (このIDを非表示/違反報告)
千尋(プロフ) - んんんみっちゃん好き何ですか…！(歓喜)友達に好きな子がいなくて…みっちゃん可愛いのに… (2016年7月29日 13時) (レス) id: 14882ffe03 (このIDを非表示/違反報告)
扇理@ミルクティー愛してる(プロフ) - 来 晴雫丸さん» かっこよくあーんされちゃってください！！！！← (2015年12月31日 22時) (レス) id: 3d188de523 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢紅ミルクティー愛してる | 作成日時：2015年9月21日 21時
