SmileyLIFE 【センラ】 (ページ8)

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すごい慌てようで目を見開く先生。

『……？』

「……？じゃないわよ!!すごい痣の数じゃない!!なに、え、いつからの痣!?」

『え、ええっと……ずっと？』

「ず、ずっと!?大変、冷やすもの冷やすものっ……!!」

慌ててなにかを探し出す先生。

『……はやくおろせ!!』

ﾊﾞｼｯ

折「いたっ!!なにも頭叩かへんでも…」

折原の背中からやっとおりた私は、改めて

自分の足を見てみた。

(……そんなに慌てるようなこと？)

「ほら、ちょっと座って!!」

『え、あ、はい……。』

近くにあるソファに座ると、すぐさま足に

冷たいものが当たる。

『冷たっ……氷水？』

「どうしてこんな酷い痣放っておいたの!!先生達になにも言われなかったの!?」

『あ、はい。特には…？気にしてなかったし。』

「嘘でしょ…？こんな目立つ痣どうして…。クラスの子とかは？」

『私、友達いないので。』

「…ちょっと、この学校どうなってんのよ!!」

折「え、僕に聞きます？知りませんよ。僕だって転入してきたばっかですし…」

『え、そうなの。』

折「え、知らんかったん？笑」

どうりで最初会った時見覚えのない顔と思った

わけだ。

「…もしかして、家庭内でなにかあった？」

『あったというより、"あってる"？』

「今も、ってこと？」

折「いじめも受けてるんやもんなー」

「どうりで……気づかないわけがないのよ。こんなに目立つのに…」