SmileyLIFE 【センラ】 (ページ15)

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折「ははっ笑いやぁ、大体一匹狼の人って、頭良いイメージやったから。ちなみにどんくらい悪いん？」

入学式の翌日の実力テストの結果を、

私はふと思い出した。

『……なんで教えなきゃなんないの？あんたに。』

折「僕ら友達やーん笑」

『うざ。絶対言わない。』

最近ちょっとうざさが落ち着いてきたかなと

思ってたけど、やっぱりうざいなコイツ。

折「んー、僕が勉強教えてあげてもええけどなぁ。」

『…いや、別に大丈夫ですけど』

コイツと勉強？有り得ない。

したくもない勉強＋折原？

最悪な組み合わせでしかない。

コイツの事だ。どうせ二人っきりで勉強する気

だろう。

折「えぇー、なんでなんー。」

『はぁ？そんなの、嫌に決まって………』

折「僕が勉強教えたら、60点以上は間違いなしやのに。」

『………………………んなわけないでしょ。』

危ない危ない、少し揺らぐことだった。

普通だったら、60点くらい皆余裕で越えるかも

しれない。

でも私にとって、60点はかなりの高得点だ。

折「まあ？テストの点数教えてくれたらやけどな笑」

『…………』

なんか、詐欺にあっている気分。

テストの点数教えたら60点以上。

でも教えたら教えたで馬鹿にされるハメに。

……これはどうすべき？