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「ねぇ、真冬くん」
「全員そろったので学級委員会を始めたいと思います。
一之瀬くんと藍沢さんは前に出てきてください」
結奈のLINEいる?って聞こうと思ったのに……。
タイミング悪いなぁと思いつつ、前に出る。
「はい、これ見ながら進めてね」
先生が彼方くんに原稿用紙みたいなのを渡して、それを読み始める彼方くん。
「藍沢さんは黒板書いてね」
「あ、はい」
横で彼方くんが言ってることを、私なりに分かりやすく黒板に書いていく。
うぅ……やっぱりドキドキする……!
こんなに近いってどうなの!?
私の心臓ドキドキしすぎてもたないよ……?
全然暑くもないのに、顔が赤くなっていくのが自分でもわかる。
「Aちゃん大丈夫?」
「……へっ?」
なんとかドキドキをおさめようとしてるのに、
彼方くんが私の名前を呼んだからマヌケな声が出てしまった。
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