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ページ46

「秋川ってさぁ…」


「・・・・・」


若干呼び捨てにされるのが癪に障ったけど、折原君にさん付けされても何か違和感があったので黙っておいた。




折原君はその澄んだ瞳で私を見据え口を開く。




「思ってる事、すぐ顔に出てるんよねぇ」




一瞬、顔が引き攣った。

思わずヒクッてなった。



アンタもそれを言う!?

アンタも私を笑い者にしたい訳!?

前言撤回!!
コイツの瞳は全く澄んでなんかいなくて濁ってると思われる。


「そ…そう?」

ちょっと(てか、かなり)ムカついた私は平静を装ってみたけど、顔が引き攣っていたのか…





「あはははっ」



余計に笑われた。


あき…。

コイツ、見た目爽やかだけど中身はドス黒いよ。


こういう所、アイツを彷彿とさせるから余計にムカつく。




てか、だから何で先生の事っ!!?

なんて歯軋りしながら、数学の授業を受けた。

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作者名: x他1人 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2019年9月8日 19時

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