二元恋立方程式【まふまふ】 (ページ7)

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｢・・・・・｣

"やだ"ってなんだ…"やだ"って…

コイツ､駄々っ子かっ!!

…なんて言える立場ではないので､イラっとしつつも言葉を飲み込む｡

｢大体､俺伝えたよな～？｣

そんな先生の言葉に片眉がぴくっと動いた｡

"お仕置き決定でーす"

あの言葉が瞬時にして頭をよぎる｡

｢何ノコトデショウ…？｣

あまりにも焦った私は発した言葉が片言になってしまった｡

｢じゃあ､行こうか｣

先生はそう言いソファから立ち上がると､今までに見たことのないような艶やかな笑みを浮かべて私の手首を掴んだ｡

｢へ？｣

えっ？

えぇ!?

えぇぇぇえ!!!!??

ど､何処に行くの？

もももしかして､いやらしい事しちゃうの!?

もしかしてもしかして私もあっち系のお友達の仲間に加わっちゃうっ!?

でも､先生は私の考えなんてお構いなしに進んで行く｡

｢ちょ､ちょっと待って先生っ!!｣

｢Aに拒否権なし｣

そう言って私の言葉をばっさりと切り捨てた｡