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パーティーの始まり ページ13

イブの前日に、終業式があった。


冬休み1日目に大津先輩に会えるのは素直に嬉しい。


夜6時、待ち合わせ場所に行くとサッカー部のみんなは明るく歓迎してくれた。


4人いるらしい女子マネージャーのうち、来ていたのは2人だった。


1年生の桜ちゃんは、違うクラスで話したこともなかったけど、フレンドリーな子ですぐ仲良くなれた。


カラオケに行くまでの道、私は桜ちゃんと同級生の話題で盛り上がった。


桜「私、サキと陽太とは中学一緒なんだ」


桜ちゃんは、二人のなれ初めや付き合う前のエピソードまで教えてくれた。


今でも何人かで遊びに行ったりするらしい。


桜「だから、私はAちゃんの味方だから。
安心してね」


桜ちゃんのこの意味深な言葉も、その時の私は特に気にしていなかった。


カラオケに着くと、大津先輩は気を使ってくれたのか
私の正面に座った。


正直、真正面は緊張するんだけど…


隣には桜ちゃんが座ってくれたし、
3年生の先輩も2年生の先輩も優しくて、
少し残っていた不安もパーティーが始まってすぐなくなった。


「Aちゃんは、どんな曲が好きなの?」


またシャツにダウンジャケットにチノパンという爽やかな格好の先輩だったけど、
部屋が暗いせいかいつもと違って見えた。


なんというか…

大人っぽい。


「私は、明るい感じの曲が「ねぇ祐樹、
次なんか歌ってよ」


…え?


今、遮られた?


声の主は、大津先輩のすぐ隣に座っていた。


3年生の女子マネージャー、玲子先輩。


貼りつけたような笑みを向けられて、
なぜか寒気がした。


ーーーーーーーーーーー


今さらですが…


季節感皆無ですみません(--;)


気づいたらクリスマスになってました…←


どうぞお付き合いお願いします><

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作者名:まな | 作成日時:2012年8月24日 16時

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