検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:322,067 hit

14 ページ14

.





大倉side






「あ、あともう少しで着きます」






Aちゃんが窓の外を見ながら言う。




本当はこのまま帰したくない。




けど、そんなの無理ってわかってるから。




Aちゃんの気遣いを無駄にしたらあかんってわかってるから。






大「Aちゃん」





「はい」





大「年明けて、俺らのツアー終わって、お互いの仕事落ち着いたら、2人でご飯行かへん?」





「えっ」





大「あかん?」





「・・あかんくないです。」





待って、かわいすぎるやろ。




顔ちょっと赤なってるし。






大「ほんま?じゃあなに食べたいか考えといてな」





「はい、でも大倉さんの食べたいものでいいです」





大「俺は口に入ればなんでもいいんやけどな〜」





なんでも美味しく頂く自信あるし。






「わかりました、じゃあまたご連絡します」






タクシーがAちゃんの家の前に着いた。




八階建てくらいのマンションで、そこそこいい所住んでるんやな。






「大倉さん」





大「ん?」






「頑張りすぎないで、無理はしないで、頑張ってください」






大「ありがとう、でもそれむずいな(笑)」






「そうですね、無茶苦茶ですね(笑)」






大「おん(笑)、じゃあ、また」






「はい、おやすみなさい」






Aちゃんを降ろして、運転手さんに俺の家の住所を言う。









生姜、レモン果汁、はちみつか。





それに、炭酸水。





前風邪ひいた時に買ったやつ残ってるかもな。





炭酸水はストックあるし。





炭酸水使うってことは、スカッシュ系なんかな?









Aちゃんからのメモを見ながら、冷蔵庫の中身を思い出す。





うん、なんとか作れそうやな。







あっという間にタクシーは俺の家について、ほんまに家近いんやなと驚く。







Aちゃん、おやすみ







.

15→←13



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (134 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
584人がお気に入り
設定タグ:大倉忠義 , 北山宏光,安田章大,宮田俊哉 , 関ジャニ∞   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Seno | 作成日時:2017年8月13日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。