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ーその夜ー
Aが城の屋上で佇んでいると足音がした。
昌文君 「姫、大王様の願いを聞いてくださってありがとうございます。」
A「昌文君、昔のような話し方で構いませんよ。」
昌文君 「………それにしても、姫が秦軍総大将まで引き受けるとは。」
A「この戦の前に騰と話をしていたのです。」
〜回想〜
騰 「姫、この戦、私が大将となりました。」
A「そうですか。
想像通りですかね……」
騰 「ですが、我らは姫が大将になるべきだと思っています。
姫、今一度戦に出ませんか。」
A「フフフ。
どうかしら。
父上がいなくなり、私は生きている理由もまだわかりません。
私がもう一度戦にでることなどあるのかしら。」
騰 「姫。忘れないでください。
我らはいつまでも待っています。」
A「……騰、気を付けて。」
騰 「はっ！！」
〜回想終わり〜
A「秦王は私を六大将軍の子どもとして見てはいなかった。
私を王Aとして見ていたのです。
今まで、私を部下に召そうとした王族は多くいました。
ですが、秦王は…
父上が共に戦おうとした理由が少しわかる気がする。
そして、じい、あなたがあの人に仕えている理由も…」
昌文君 「姫……………
無事に帰ってくるんだぞ。」
A 「無論。」
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イルカ - mythosさん» ありがとうございます！更新諦めていたのでとっても嬉しいです。もう一度更新頑張ってみます！待っていてください。 (2021年4月26日 17時) (
レス) id: 4dcbd5d17d (このIDを非表示/違反報告)
mythos(プロフ) - 凄く面白かったです！亀更新なのは残念ですが、再更新するの楽しみにしています！ (2021年3月25日 22時) (レス) id: 908403f7fb (このIDを非表示/違反報告)
イルカ - ネネコさん» ありがとうございます！！更新がカメのように遅いですが頑張ります！ (2020年11月15日 20時) (レス) id: 4dcbd5d17d (このIDを非表示/違反報告)
ネネコ(プロフ) - とても面白かったです。 (2020年11月14日 21時) (レス) id: 222afd864b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イルカ | 作成日時：2020年10月24日 20時
