京都の海賊【セン.ラ】

２話《当然のお迎え》 ページ3

「迎えに来たで？A」


「は？」


急に現れた人に言われた一言に
頭が追いつかなかった


「どなたですか！？A様になんの御用ですか！？」

付き人も威嚇をしていた

でもその人は笑っていた


「変なことしてもらうとこっちが困るわー」

なんて言ってヘラヘラしている


「貴様何者だ！？」

私はその人に銃口を向けた

何が起こるのか私にもわからない



「手荒な真似はしとーないけど、Aが必要なんよ」

なぜあの人が私の名前を知っているのかわからなかったけど

とりあえず、あの人がどう出るか


「じゃ、つれてくで」

「なっ、わっ！」

急に抱きしめられた

その瞬間体が中に浮いた

「！？、飛んでる？」

「せやで？、って見たことなかった？」

「そりゃ無いよ、、、ってかなんで私連れてこられてんの？」

そう私が聞くと

その人は笑った


「へ？、まだおもいだしてないん？」

「え？」

「迎えに来るって約束したやろ？」


そういってその人は笑った


その笑顔は懐かしく思ってしまった
　
　

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