千の夜をこえて (ページ25)

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ep.25 ページ25

碧「あれ？律は？」

『今日用事があって休むみたい』

碧「そっか。じゃ！俺と行けるな！」

『嬉しがってるでしょ笑』

碧「そりゃあ！久しぶりに行けるもん」

『正直だね笑』

碧「Aのお兄ちゃんだから笑」

『笑笑』

碧「手繋いでいく？！笑」

『行かないから笑』

ｰ堂安ｰ

病院

「おかん、大丈夫？」

母「律！来てくれたん！」

「……」

母「ねぇ、お母さんさここ出たいんよ〜律から先生に言ってや」

「無理。」

母「何で〜よ。律、おかんの事好きやろ？おかんの事思ってるんやったら言っ…「思ってるからや！」

「好きやから、はよ前みたいに戻ってほしいんやろ。薬とかやめろよ」

母「……律。何でそんな事言うの。律が悪いんだよ？律まで離れて行くから。……っ……お母さん……1人で寂しいんだよ……ぅっ……」

「…………ごめん……」

-学校-

お兄ちゃんが自分で取りに来たらいいのに

上田「A〜」

『あやせ君、お兄ちゃんは？』

上田「碧は〜」

碧「A！」

上田「ふっ笑いっつも先に見つけられるな笑」

『お兄ちゃん自分で取り来たらいいのに』

碧「ごめんごめん笑先生呼ばれてて」

『何か悪い事したの？』

碧「ちげーよ笑転校生に色々教えてくれって頼まれたんだよ笑」

『転校生？』

碧「うん。あ、丁度来たきた！颯一郎！」

お兄ちゃんが呼ぶ方を見るとそこには

『あ！！！』

山崎「あ、」

碧「え？知り合い？」

『この間喧嘩してるところをみて』

碧「喧嘩？！ A、巻き込まれてないよな？！」

『私は何も』

山崎「(え、そっちの心配？？)」

『まだ高校生だったんですね。ぁ……そう言えば、これ落としてましたよ』

山崎「……」

『大切なものだと思うので返します』

山崎「いらねーから。捨てといて」

『あ、ちょっと！』

無愛想な人だな〜