56話・私が大切にすること ページ18
『うーむ……。』
アフロディさんが来るとなって、何を話せば良いのだろうか。
いやいや、相手が誘って来たんだから、本人自信が用があるんだ。
話題など考えなくて大丈夫だ。
すると、私の部屋をノックする音が聴こえた。
慌ててドアへ向かう。
『はい？！』
私が勢い良く開けたのでゴンっと言う音がした。
アフロディさんに当たった……。
『ごごごごごごごご、ごめんなさい＿＿＿！！！』
、
、
,
、
、
、
『本当に本当に、ごめんなさいっ！』
ベッドに座りながら謝る。
アフロディ「大丈夫だよ。」
おでこに氷を当てながらアフロディさんが微笑む。
なんと良い方なのであろうか。
『あ、そうだ。私に、何の用でしょうか？』
アフロディ「あぁ、いや別にこれといって用は無いんだけどね……。」
じゃあ何故来たんだと、ツッコミたくなった。
彼の顔を見ると、獲物を狙う獣の用な目付きをしていた。
ゾクリと背中を震わせた。
アフロディ「Aちゃんって無防備だよね。」
『え＿＿＿。』
一瞬で見ていた景色が変わる。
天井が一番上にあって、下にはベッド。
その間に、押し倒されている私と、押し倒しているアフロディさん。
『……。』
言葉に出来ない。
アフロディ「Aちゃんって、野坂くんの彼女なんだよね？そういう意識あるの？いつも皆に優しくしてたら、いつか食べられちゃうよ？」
『……、野坂くんだけに優しい、構う私は変だと思います。皆に平等に接したい。私は、それだけです。』
優しく微笑む。
こんな中でも私は、何故冷静でいられるのだろうか。
今ここで、野坂くん意外に手を出されようとしていると言うのに。
『野坂くんは勿論大切です。けど、不平等は嫌いです。だから＿＿＿。』
この時、私の部屋のドアノブに野坂くんが手をかけていた事はしらない。
この言葉にホッとして安心している野坂くんもしらない。
そして立ち去ろうとした野坂くんも知らない。
けれど、私の部屋から甘い声が聴こえるのだ。
野坂くんは、安心した顔を一変し、焦る顔を見せた。
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ろーだ(プロフ) - 千さん» あざっす！頑張りますね！ (2019年7月1日 19時) (
レス) id: b69bfe3aa0 (このIDを非表示/違反報告)
千 - はい！ろーださんの事応援してます!! (2019年7月1日 19時) (レス) id: 728c16d1eb (このIDを非表示/違反報告)
ろーだ(プロフ) - 千さん» マジですか！？いやぁ光栄ですなぁ（≧∇≦）イナイレのキャストって、脇役でも割と豪華だったりするので、毎週の楽しみの一つです！お互いに更新頑張りましょうね！ (2019年6月30日 21時) (レス) id: b040f787bf (このIDを非表示/違反報告)
千 - ろーださん» 初めまして!コメントありがとうございます!ろーださんの事ご存じです!作品のファンです！私の仲間でしたか(笑)キャスト一覧見れば早かったんですね……!今度から参考にさせてもらいます! (2019年6月30日 19時) (レス) id: 728c16d1eb (このIDを非表示/違反報告)
ろーだ(プロフ) - はじめまして！自称空から降って来た駄作者のろーだです！この作品好きですわぁ……あっ、ユーリについては私も完璧に女の子だと思っていたのでご心配なく☆1週間前のエンディング(キャスト一覧)を見て、やっと男の子だと気付いたので(｀・ω・´)← (2019年6月30日 0時) (レス) id: b040f787bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mari5/
作成日時：2019年6月17日 17時
