拾って、掬われた【snr】 (ページ6)

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いつつページ6

『センラさん、仮契約ってどういうことですか？私そんなのした覚えないですけど…』

「あぁ、センラをお家に招き入れたことで仮ケーヤク完了しちゃったんですよ。まぁ安心してください、本ケーヤクの相手が見つかるまでの間ですから」

頭を抱えそうになる。家に入る前確認したのはそういうことか、

「そんなことより！おねぇさんのお名前なんていうんですか？」

そんなことよりって…大事なことだよ
でも聞いてばっかで名乗りもしなかった私も悪いので素直に答える

『A Aです』

「AA！」

『あ、Aでいいですよ』

そっか、苗字の制度知らないならややこしいよね

「A！ええお名前ですねぇ
それじゃあA、本ケーヤクの相手が見つかるまでお願いしますね♡」

『はぁ……』

こうして私とセンラさん(キョンシー)の同居生活が始まったのだった