先生!!殺していいですか? ~迫り来るもの~ (ページ41)

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NO side

jn「アカン…会議に遅れる」

中間は急足で会社へと向かう

すると後ろからクラクションを鳴らされた

sg「よ、社長」

jn「シゲ、構ってる暇ないんやけど」

hm「そんなこと言わんといて。

会社まで送るから」

運転席から重岡、助手席から濵田が顔を出し、中間に後部座席に座るように促す

jn「…頼む」

中間は後部座席に乗った

hm「ビックな会社の社長さんが自分で歩くなんて珍しいな」

jn「今日なんか車の調子が悪くて。

せやから歩いてた」

hm「全部？

まるで誰かが仕組んだ…」

濵田がそこまで言うと重岡が急ブレーキをかけた

jn「ちょ⁉︎」

hm「どうしたんや‼︎」

sg「いや、目の前に飛び出してきたから…」

中間と濵田が前を見ると黒色のパーカーを着た男が立っていた

男はゆっくりと車を見る

jn「…シゲ、逃げろ」

sg「え？」

jn「あの男から逃げろ‼︎」

中間がそう言った瞬間、フロントガラスが割れ無数の触手が3人に向かって伸びてきた

中間は身をかがめて避けるも避ける場所がほとんどなかった重岡と濵田は触手に捕まる

白昼堂々の犯行であるため、周りからは悲鳴が上がる

jn「2人を離せ‼︎」

中間は所持していた対殺せんせー用ナイフで斬りかかるも触手を捉えきれない

次第に疲れが出てくる

中間が油断した時、触手がその首に巻きついた

重岡と濵田はもう力なく項垂れている

jn「お前は…誰、や…」

中間が聞くが反応はない

中間もそのまま気を失った