先生!!殺していいですか? ~俺の教師物語~

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目黒 蓮side



何かがずば抜けてるわけではなかったけどよくつるんでる友だちがいた



なにかモテるきっかけがあったわけじゃないけど女子にモテてた



別にそれが苦だった訳でも無いし、楽しいと思った訳でもない



だから毎日が『普通』だった



だけど、そんな『普通』は簡単に壊れた



『なぁ、目黒ウザくね？』



『確かにな。



アイツ、自分が『普通』だと思ってんだろ』



mm『…そっか』



俺にとっての『普通』はアイツらにとっては『普通』じゃなかったんだ



ふらふらとしながら廊下を歩いていると教師とぶつかった



『おい、ぶつかったぞ』



mm『…な』



『…なんと言った？』



mm『うるせぇな。



生徒のためとか言いながら保身しかしてないジジイに言われたくないんだよ』



…思っていたこと言ったら全部スッキリした



立場が上の人間を罵倒することなんてなかったから



あぁ…もう『普通』なんて捨ててしまえ



その日からことある度に教師を罵倒してきた



時にはそれがストレスとなって辞めてしまう先生もいたが興味なかった



親も呼ばれたことあったけど気にしなかった



罵倒することが俺の『普通』になったから

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