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松村 北斗side
hkt「まさか…もう一度お世話になるとは思わなかったよ」
ab「本当にね」
阿部ちゃんと来たのは工場
いや、阿部ちゃんだけならわかる
hkt「なんで樹まで？」
ab「いや、ふっかも」
jr「いや、ここの工場長にお世話になってるから」
fk「俺が今回の作戦に必要な要だろ‼︎」
rs「せやから何も言う事ないって言っとるやろ‼︎」
工場から怒鳴り声が聞こえてきた
『で、ですから…』
rs「これ以上邪魔するって言うならこっちも法的措置取るで？」
中からマスコミたちが駆け出て行った
rs「…あ、恥ずかしいところ見せたな」
その後ろから藤井さんが出てきた
rs「どうしたん？
何かコンピューター関連で…」
hkt「あの…彼を説得してください」
rs「彼？」
深澤くんがスマホを見せる
その中には拗ねている彼がいた
rs「望」
ab「佐藤先生と山田先生のことはご存知ですか？」
rs「…あぁ」
ab「その件で今、山田先生が聴取されているんです。
マスコミは山田先生のことを犯人として扱っています。
…俺たち、山田先生を救いたいんです」
rs「それは…山田くんが望んでるんか？」
え…
rs「自分たちで勝手に行動してるだけちゃうか？」
fk「そうです、ただの自己満です」
深澤くんが言う
fk「でも、それでいいじゃないですか。
山田先生は俺たちが頼んでもないのに俺たちの問題を解決した。
今度は俺たちがそれをする番です。
それだけじゃダメですか？」
そこまで言うと藤井さんは両手を上げた
rs「俺の負けや。
スマホ貸し、望説得してやるわ」
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作者名：慧jump
| 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2021年12月26日 22時
