先生!!殺していいですか？ 5th

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山田 涼介side



照史「なんや死神さん。



好き勝手じゃべっとるけど別に俺らに助ける義理なんてないんやで、高飛車ビッチ。



第一…ここで俺らにボコられると考えてないん？」



死神の周りに照史くん、雄也、淳太くんが囲う



死神「不正解です、桐山くん。



それらは全部間違ってる。



キミたちは自分たちで思ってる以上に彼女のことが好きだ。



話し合っても見捨てると言う結論は出せないだろうね」



…優れた殺し屋ほど、万に通じる



俺らの思考を読むなんてお手の物だ



死神は持ってきた花束を撒き散らす



死神「そして人間が死神を刈り取ることなどできはしない」



畏れるなかれ



死神が人を刈り取るのみだ



死神の姿なんてあっという間に消えていて、残っていたのは地図だった



風磨「3日前の花束に盗聴器が仕込んであったのか。



…くそっ‼」



風磨は思いっきり叩き壊す



聡「でも、本当はいい人でしたって言うオチはない？」



裕翔「すごいよね、『そう』思わせちゃうんだから。



アイツの前じゃ多分皆がそう思う。



自分が殺される寸前までね」



大ちゃんは地図の裏側を見る



大貴「『今夜18時までに…クラス全員で地図の場所に来てください。



先生方や親御さんはもちろん…外部の誰かに知られた時点でキミたちのビッチ先生の命はありません』…だって」



鷹岡やシロの時と同じ



俺たち生徒を人質として殺せんせーを誘き出すのが目的だろう



大貴「厄介な奴に限って俺らを標的にする‼」



大毅「当たり前やと思う。



俺ら大金稼ぎの一等地におるから」



全員が無言となる



それを破ったのは



健人「使う、これ」



健人だった



出したのは…超体育着



智洋「守りために使うって決めたんやからな。



今着ないでいつ着るっちゅう話や」



慧「まぁ。あんなビッチ先生でもいろいろお世話になってるしね」



圭人「最高の殺し屋とか知らないけど…そう簡単に計画通りにはさせない‼」

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