17両想い ページ18
「私も…レン君の事…好きです…」
「…まじで?」
「嘘なんてつかない!」
吐くはず無い!
「じゃあ…改めて言うけど」
「うんっ……」
…ドキドキする
「A、俺と付き合って下さい。」
ムードも何も無い所だけど…
レン君が居れば…
私、どこでも笑って居られる気がする。
「はい…!!」
「…行こっか…////」
「うん!」
レン君とこれから、笑って歩けるんだね。
毎日。
クオ君には、謝らなくちゃ。
「…ああ、俺、そういえばクオの奴の事殴ったんだっけ。」
「私、クオ君に謝らなくちゃいけないなぁ…」
「俺もAも、謝んなくていいんだよ。」
「何で?」
「アイツが悪い」
「そうなのかなぁ?」
「…Aは、優しすぎるんだ。」
「…そんな優しくないよ」
「何で?」
「…クオ君のキス気持ち悪かった。吐き気がした。…酷いもの、私。」
「どういう事?」
「…私は確かに、明確に、あの時自分の中にあった何か…つけてはいけないロウソクに火を付けようとしたのを覚えてるから…。」
小さい頃から一緒なのに。
さっき私は…
…クオ君にも自身にも恐怖した。
クオ君に、殺意がワイタ?
「A、あのさ。」
「何…?」
「やってないんだからさ」
私の頭をくしゃっとレン君は撫でて
「例えAが犯罪者でも殺人鬼でも、俺の事は殺さないだろ?それに…」
ニコッとレン君は微笑んで
私を抱き締めた。
「…俺は、どんなAでも好きだから。Aが警察から逃げなくちゃいけないなら、俺はAを逃がす。」
「レン君…」
レン君はがっちりと私を掴んで居るみたいで私が少し動いた位じゃ、ビクともしない。
背中に腕を回すと、背中が予想より広くて、見た目よりがっちりしていた。
羨ましい位華奢な身体してるのに力があってやっぱり男の子何だなぁって、実感させられた。
「でもA、クオ殴って良かったんだぜ?」
「何で?」
「やられてんだからやり返して良かったんだよ」
「…泥棒の家に泥棒入っていいの?」
「いんじゃね?」
「…(-.-;)」
「ま、そーゆーこと」
レン君は私を離して、にっと笑った。
「という訳で、リンの所行こっか」
「うん!」
レン君の耳が赤いのと、気持ちが軽くなったのと、レン君の匂いが心地よかったのは、まだ私だけの秘密にしておこう。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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あずきいろ
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おみくじ結果は「末凶」でした!
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桜 - きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああレンきゅんに姫って言われたら私、萌え死ぬっ!やっぱりレンきゅん、イケレンだあああ (2017年1月13日 18時) (レス) id: 84010f5448 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 夕霧さん、ミク姉まで出して下さりありがとうございます。一応ミク姉も好きなんです。レンきゅんと一緒に付き合えるなんて、嬉しいです。これからも頑張ってください。 (2017年1月9日 15時) (レス) id: 84010f5448 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - リンたん面白いー!レンきゅんに飛びついちゃうなんて、リンたん、レンきゅんのこと好きなんだねー!私もレンきゅん好きだけどね。リンレンに期待です。 (2017年1月9日 15時) (レス) id: 84010f5448 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 夕霧さん、私もNemさんの曲大好きです。私は嗚呼、素晴らしきニャン生と怪盗ピーター&ジェニイと夢喰い白黒バクが好きです。レン君のアペンドとv4が好きです。長々とすみません。それでは! (2017年1月9日 14時) (レス) id: 84010f5448 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - デートと言えば、遊園地がいいです!R18は、1でいいと思います。これからも頑張ってくださいね。(≧▽≦) (2016年10月25日 18時) (レス) id: 84010f5448 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夕霧 | 作成日時:2012年8月17日 14時