【あんスタ】僭越ですが！《七種茨》（１３）

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蓮「やめろと言っているだろう…！？」








蓮「一体、何度言えばわかるんだ…！？」









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雲一つない青空の広がる校庭に


敬人の怒号が飛ぶ。









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天「どうして僕の体育への参加有無を、敬人が決めてしまうんだい？」









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蓮「どうしてもだ！」








蓮「大人しく日陰に座っていろ！」








天「今日の僕、とても体調が良いんだよ」








天「だから、体育に参加する」








蓮「死ぬぞ！？」









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ニコニコといつにも増して


機嫌の良さそうな英智。









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そんなふたりの様子を


クラスメイトたちは遠巻きに見つめていた。









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羽「うわうわうわ〜」








羽「ついに体育まで参加しちゃう感じ？」








斎「ノンっ！」








斎「実に不愉快！まったくもって気味が悪い！」








三「ここ何日かの英智さんは見違えたようだなぁ！感心関心！」








守「うむ、元気があることはいいことだ！」









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斑の言った通り。









この最近、英智の様子が


ちょっと“おかしい”。









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“おかしい”と言うと、


語弊が生まれなくもないが、


つまりは、“いつもの”英智と違うのだ。









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普段、体調や通院を考慮し


遅刻をしがちな英智。









常に見学をしていた


体育に参加するなどとんでもない。









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そんな英智が、


最近はやたらに張切っていて。









朝は1時限目の始業に間に合うよう


教室に登校してくるし、


今のように積極的に


授業にも参加しようとするのだった。









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