【あんスタ】僭越ですが！《七種茨》（１３）

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YOU









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七「えーっと、」








七「ですので、その」









七「本日は、えっと、」








七「せ、先方との打ち合わせが…」









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「…………。」









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歯切れの悪い茨くんに


私は片眉をしかめていた。









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いや、まぁ…。









“そういう感じ”になる気持ち、


わからなくもないけども……。









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「…恥ずかしいの？」









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見兼ねた私が、ポロッと言ってみると、


ボン！と顔が一瞬で真っ赤になった茨くん。









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七「な、何です…！？」








七「そのデリカシーに欠けたド直球な質問は！？」









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「え、だって、」









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七「だってもさっても、明後日も明々後日もありませんっ！」








七「じ、自分初めてなのですよ…！？」








七「女性と体を重ねることなど…！！」






七「そりゃ、頭の処理が追い付かなくなるに決まってるではありませんかっ！？」









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わなわな震えながら


怒涛のマシンガントーク。









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「LINEでは気の利いたこと言えてたのにね？」








七「文字ではどうとでも表現できますので！」








「ふぅん、」









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「じゃあ、“なかったこと”にでもする？」









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七「それは……ダメですよ。」









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「…………。」









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いつにも増して、面倒くさ。









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でもそんな茨くんが


私も好きなんだなって、


改めて実感した気がする。









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