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特別 ページ6
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志麻は特定の女を作らない人だった
いつも複数の女に囲まれてて
それが当たり前だった
本命の彼女なんて聞いたことも見たこともなくて
勝手に居ないものだと思ってた
ずっと彼女の有無には怖くて触れられなかった
いると聞いても関係を続けられるほど私も図太くない
そっか、私が知らなかっただけなのか。
身体だけでも繋がっていられる私を
自分で勝手に特別化していたけど所詮身体だけ
心まで持ってる本命の彼女になんて勝てっこない
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そう思うとさっきまで満たされてた筈の心は
虚しさで支配されて自然と指が動いていた
.
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Aやっぱり今日は行けない
Aあともうこの関係やめよう
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終わり
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作者名：chami | 作成日時：2018年8月17日 18時
