Night (ページ3)

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今までの私3 ページ3

もうそんなこと言うくらいなら出ていくわ

そう思いながら荷物をまとめた。

まとめてる間に、色んな物がでてきた。

あんなに楽しかったのに。

一つ一つの思い出がフラッシュバックして行く。

でも、もう無理なんだよね。

今の壱馬には愛の欠けらも無い。

冷められちゃったんだ。

というか、私が重かったんだ。依存してたんだ。

私って、、気持ち悪いのかな。

洗面所の鏡をみながら思った。

茶色のフワフワで艶々な髪。すべすべで透き通るよう

な白い肌。パッチリした目。

壱馬にもっともっと好きになって欲しくて

自分磨き、頑張ってたんだっけ。

なんだよ笑笑気に入られたいって。

好きになって欲しいって。

気持ち悪いよね。

そう思った瞬間。涙がこぼれ落ちた。

『ごめん、、ね。そうだよね。、、気持ち悪い、よね。』

「気色悪。」あの言葉が脳裏を過ぎる。

鏡の中の自分がどんどん醜くなっていく。

茶色い髪も、目も、肌も、ぶりっ子みたい。

キモイ。

自分を自分で言葉のナイフで刺し続けた。

そして、思い出の詰まったこの部屋を。

出た。

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作者です。みなさん。すみません。

壱馬くん早速悪役になってしまってます。

(ファンのみなさんすみません)(全力の土下座)

でも、ここのお話は今後のストーリーに絶対必要なので、どうかお許し下さいm(_ _)m

これからも読んでくださると嬉しいです。

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帰る場所も行く場所もない。

ただ、荷物をもってフラフラと歩く。

気づけば夜の街にいた。

こんなきらびやかな場所あるんだなぁ、、

そう思いながら、ただ歩いてた。

でもふと目に止まったものが、私を硬直させた

『かず、、ま？』

そう、壱馬が、

菜月の肩に腕を回して歩いてた。

は、、どゆこと

気づいた時には壱馬の腕を掴んでた。

「いって、は、、お前、なんでここに」

『なんでここにじゃないよ。、、こっちが聞きたいよ。菜月も、、なんで、、』

そう言うと菜月は答えた。

「フッ笑あんた、捨てられたって事、まだわかんないわけ？？」

『え、、』

「私たち、3ヶ月前から付き合ってるんだー笑」

は、、何それ、、、

『どういう、こと、』

「どういうことって笑笑こーゆー事だよ。壱馬が私にベタ惚れした。以上。」

『なんで、、ねえ、、かず、』

「きっしょ。人の名前軽々しく呼ぶなや」

『え、』

「あんたさ、調子乗りすぎなんだよ。私の方がずっとずっと壱馬のこと好きだったの。」