妖しい ページ20
壱馬side
ヤッバ、俺何言ってんだ、、
超絶恥ずかしいことしてるやん
あぁーっ！もう！出直したい！！
『壱馬さんは、』
え？
え、今、壱馬さん、
え、壱馬さんって、、
え、壱馬さん、、
壱馬さん、、
ヤバい心臓止まりそう。え、壱馬さん？え、そう呼んだよな。
頭の中で壱馬さんというワードがリピートされる
『あの話、聞いてないんですか？』
あの話？
壱「いや、なんの？」
そう言うと少し安心した顔つきになった。
『あ、い、いや、なんもないです！！明日もよろしくお願いします。失礼します』
そう言ってスタスタ歩いてった。
あの話聞いてないんですか？ってことは
何か噂で流れている。そういうことか。
壱「何かありそうだな、、」
涼「かーずまっ」壱「！涼太さん。」
涼「何独り言いってんのー？」
壱「いや、なんもないっすよ笑」
涼「そう。あ、マネージャーのとこ行かな行かんのやった。じゃあなぁ。」
壱「お疲れ様です。」
あの顔は絶対違う。妖しそうな笑み。
もしかするとAちゃんになんかするのかもな。
少しついて行こうかな。
海「壱馬さん！！」壱「お！海青。どした？」
海「どした？じゃないですよー。みんな探してますよ？反省会。忘れてませんか？」
あ、そうやった。はぁ、戻らなきゃ
壱「ごめん、すぐ行くわ」
Aside
？「Aちゃーん？」
この声、どっかで、、
恐る恐る振り向いた
『かっ、片寄、さん。』
涼「お疲れ。ん？なんでそんな怯えた顔してんの？」
『いっ、いや、、』
微笑みながら一歩一歩近づいてくる。
『なっ、なんですか？』
少しずつ後ずさりした。でも、逃げられない。
背中には壁の感触。
しかもここは衣装部屋の裏側。
顔の距離が数センチ。
涼「Aちゃんって、カラコンつけてるの？」
『はっ、はい。』
涼「つけなくても綺麗な ''眼'' してると思うんだけどなぁ。」
『い、いや、見ないで』
涼「なんで？カラコンつけてるのか、つけてないのか気になるから見ただけだよ？なんでそんな怯えてるの？」
助けて、誰でもいいから。
目をギュッとつぶった。
すると、目の前の気配が消えた。
恐る恐る目を開けると
誰かが片寄さんを引き剥がしていた。
いつもの優しそうな声とは違う、ドスの効いた
まるで相手を憎むような、でもどこか切なそうな声
？「涼太。お前ええ加減にせえ。」
『数原さん、、、』
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senachan(プロフ) - 吉 野 み ゆさん» 有難うございます！ (2020年4月22日 7時) (
レス) id: 1337adb843 (このIDを非表示/違反報告)
吉 野 み ゆ - 最後めっちゃドキドキなりました!!!!次の作品楽しみにしてます！ (2020年4月21日 21時) (レス) id: 9f418f690e (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - senachanさん» 絶対読みます！ (2020年4月1日 18時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
senachan(プロフ) - ひなさん» 次回作、出来上がりました！翔吾くんのお話です。Repaymentという題名です。是非そちらも読んでみてください！ (2020年4月1日 7時) (レス) id: 27ad05f2bf (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 完結、おめでとうございます！とても、面白かったです！次回作も楽しみにしてます！ (2020年3月31日 19時) (レス) id: 1700360fa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるのすけ | 作成日時：2020年3月4日 16時
