瀬名泉と渾名 ページ9
私は真緒を発見した
「いさーら!!」
「は?」
真緒が何言ってんだ?って感じの顔でこっちを見てくる。ツラい。
「まおまおの渾名だよ!ありがたいでしょ!?」
「変な渾名で呼ぶのはスバルだけで勘弁してくれ…」
はぁ…とため息をつかれる
素晴らしい渾名なのにね!!?
あ、
「せぇぇなぁぁせんぱぁぁい!!」
瀬名先輩発見!!
もしかして私の方が先輩探知機でもあるのかも!?(前話参照)
あと、読みにくいのは気にしない☆
「ん?Aか」
「先輩、反応薄い?」
前はもっと驚いてたはずなんだけど…
「ちょっと最近馴れてきたのかもね〜」
「そうなんですか、馴れって怖い!」
……そうだ!!
「真緒の渾名についてなんですけど!まおまおといさーらってどっちもいいと思いませんか?」
「……センスないねぇ」
なぜか少し呆られたような顔で言う瀬名先輩、なぜ
さらっと毒はかれた…けど!そんな先輩も好きぃー!!
でもでも、ほんとにいいと思うんだけど…
そんなにセンスないのか??私って
「まあでも!この渾名素晴らしいと思うので今後使っていきます!!」
「これって俺に聞いた意味あるの」
「ないですね!」
瀬名先輩がため息をつく
またもやため息をつかれる私っていったい
「……あ、ごめん!いさーらまおまお!空気と同化してたね!!」
「確かにそうだけど、今すげぇ失礼なこと言ってるからな!?」
私が瀬名先輩と喋っていて、ポツンと一人立っているいさーらまおまお
ごめん!!
「てか、変な渾名で呼ぶなって!しかも何かくっつけてるし!!」
‐‐‐‐‐‐‐
順位ありがとうございます!!
※最後の真緒の「なんかくっついてるし!!」とは→『いさーら』と『まおまお』をくっつけたやつのことです。
たぶん分かって下さっているとは思いますが、分かりにくかった方がいらっしゃったら困るので書かせてもらいました。
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作者名:ライム | 作成日時:2017年8月5日 16時