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休憩をそこそこにヒョン達の作業室の扉の前に立つ
ノックして一言かけ、ドアノブを握る
「よー、来たか!ありがとな!
あとさ、提案があって…聞いてもらえね?」
部屋に入ると、カナヒョンがそう言った
そして数枚の紙の束を渡してきた
カナヒョンは行動が早いなぁ
尊敬するわ
行動してくれるおかげでシュミレーションしやすいし、ちゃんと与えられた仕事もこなしながらしてるからね
「では、拝見させていただきますね」
「ふふ、変な言い方」
ナアヒョンがおかしそうに笑う
えへへ、と僕も笑い返したあと、紙の束に目を通す
何かの資料かと思ったが違うようだ
これは、おそらく
「歌詞、ですか?」
「うん。個人のやつと頼まれてた数以上の新曲を…
て、徹夜じゃないし無理もしてないもん!ただ、降りてきたからぱって書いただけ!」
頼まれてた以上と言われ、睡眠時間などを疑った
なんせ、曲が降りてきたと作業部屋にこもり、1日飲まず食わずなんて時があった
しかも0睡眠
止めるしかないよね?
部屋に押しかけて強制的に食事をさせて睡眠をとるように言いに行ったときの怯えたカナヒョンの表情を思い出す
ぼく、健康面にはうるさいってよく言われるの
でもさ、健康でなきゃ何もできないよね?
まず健康から気にしなきゃ他の子とかにする暇ないよね?
ここ数年風邪なし熱なしの僕
これは自慢できるな、なんて思った
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西尾維新さんlover - シャ、フ、度!いやーまさかシャフト好きですか?!いいですよね。シャフト。なんだかこういうふとした時に見つけると嬉しくなります。 (2022年9月27日 18時) (レス) @page24 id: 780d64ab66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:譜乗寺 | 作成日時:2019年4月22日 21時