先輩のいじわる (ページ15)

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「聞いた通り、とはどういう事ですか？」

色々言いたい事はあったが、とりあえず気になったことを問う

その問いに、今まで黙っていたシュガヒョンが口を開いた

「お前のことというか、グループについてマネージャーから聞いたんだよ」

シュガヒョンが説明してくれたことをまとめるとこうだ

後輩ができたという事でそのグループを知りたいと興味を示したところ、マネージャーさんが調べたのだとか

グループの設定とそれぞれの担当、そして代表としてリーダーの僕の事について教えたらしい

そこから各自TwitterやインターネットでDAYのことを調べたりしているらしい

これは恥ずかしい

非常に恥ずかしい

なんで代表として僕のことを！

まぁリーダーだからなのだけれど

どうせならみんなのこと知って欲しかったな

僕なんてまだまだだから

ジミニヒョンが僕の頬に手を添えて、俯いていた顔を上げさせた

「良い子なんだね、本当に」

「良い子…？」

「うん！DAYのこと、この事務所のスタッフとかにも聞いたんだ。助けてもらった、とか、アドバイスをもらったとか、本当にいいことしか聞かないよ」

そんなに褒めても何も出ませんよ、ジミニヒョン

なんて言いたかったが、口を閉じた

イケメンフェイスが近い

男なのにこんなにドキドキするなら、女性は大変だな、なんて人ごとのように思ってしまった