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外に出たら瀬見くんの背中をすぐに見つけた。
と、とりあえずお疲れ様って言いたい……

「瀬見く……」

近江「英太!お疲れ様!」

………あ、近江さん。
私の言葉と被さった。
私よりも近くで、私よりも大きな声で言ったから、私の声は掻き消された。

瀬見「杏莉……。」

嫌だ。これ以上この場にいたくない。
いちゃダメだ。

私は私以外誰にも聞こえないような小さな声で、

「瀬見くんお疲れ様、かっこよかったよ。」

と呟き、逃げるようにその場をあとにした。

.19→←★作者から★



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設定タグ:ハイキュー , 瀬見英太 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:紗愛★ | 作成日時:2017年2月23日 19時

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