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「ねぇ、みーみー。」
「んぁ?なんですかぁ?」


放課後、私があいあいこと阿井愛羅(先輩)のパソコンで、密かに恋愛小説を読んでいると、こそこそとあいあいが呼び掛けてきた。




「……………みーみーとゆずくん(柚樹)って、付き合っているだよね?」





「は?」




私と柚樹?




「え………………あぁ、そうですが?」
「キスした?」






キスぅ?



キスって、あれだよね、あの、ほら、唇と唇を重ねるやつだよね。



ページをめくる手が止まり、代わりに体内の血が活発にランニングし始める。



「んなっ、そそそそそ、そんなこと、したことあるわけな」
「じゃ、すればいいね?」
「はぁっ!?」



……………おっとゴホン失礼。




いやいやいや。って言うかそもそも柚樹だって、別に私と、キッ、キスしたくなんかないだろうし、その……






ひょこっ、と柚樹のパソコンに顔を覗かせる。



すると、私に気がついた柚樹が、ニコッとした、かわいい笑みを浮かべ、手をひらひらっとさせた。うわああぁっ!




急いであいあいのパソコンに戻る。あぶなっ。不意討ちの笑顔、やめてほしいんだけど…………





「みーみー……………」
「慰めですかぁ?」




「れつ(レッツ)『恋愛修行』。」





はぃ?



『恋愛修行』?ナニソレオイシイノ?






「みーみー、がんばる。」
「えーっ、ちょっと、まっ」



プツン。




あ。電源切られた。部活終了だわ。






私も体に戻らなきゃな。









恋愛修行………………




0と1の、電子の海をおよいでいく。






むぅ。確かに、私と柚樹は付き合っているから、キスのひとつやふたつしてもいいのかもしれない。






でも。でもさぁ!





きっかけがないんだよ!




勇気がないんだよ!








せめて、柚樹からキスしてくれれば……………………って。







あーもぅ!






「マジで意味わかんないんですけどっ!!!!」





「……………榎さん……………?」
「あ。」





いつの間にか、私は体に戻っていた。






美術部員達の、なまあたたかぁい視線。うへぇ…




「みを!」
「うわあああああああああああっ!何!?何!?」




「いや、一緒にかえろーって思って。」
「ああ、そう………」





ドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドク………………





あーもぅ、意味不明……

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ミキ(プロフ) - まりいさん» よろしくお願いします!!!! (2018年5月3日 17時) (レス) id: 7986e66cd6 (このIDを非表示/違反報告)
まりい(プロフ) - ミキさん» いいですね~更新させて頂きます! (2018年5月3日 13時) (レス) id: eda3322def (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - まりいさん» 幼馴染みとかどうでしょう? (2018年5月2日 23時) (レス) id: 7986e66cd6 (このIDを非表示/違反報告)
まりい(プロフ) - ミキさん» わかりました!更新遅くなるかもですが、絶対に出しますね!関係はどうしましょう?わたしはおまかせしますが? (2018年5月2日 20時) (レス) id: eda3322def (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - 私も出して欲しいです!!!中原泉です!!!! (2018年5月2日 19時) (レス) id: 7986e66cd6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まりい | 作成日時:2018年4月25日 20時

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