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キヨサイド
涙が溢れて止まらない。ずっと、ずっと探し続けてきた人物が、ようやく姿を現してくれたのだから。
キ｢会いたかったっ…ずっと、ずっと…｣
少し、気まずそうな顔の彼女を他所に俺は号泣。俺だってこんな情けない顔を見せたくはないけど、自然現象だから仕方がないだろう。
｢…ご、ごめんなさい…｣
キ｢なんでっ、なんで…俺から逃げたのっ…？連絡も取れなくて…不安で不安でっ…｣
彼女に近づこうと足を進めると、彼女1歩後ろに下がった。その事実がショックで、更に泣きそうになる。
｢…そこまで、最低なことを私はしたのに…どうしてずっと探してくれたんですか…？どうして、私を嫌ってくれないんですかっ…？｣
キ｢嫌いになれるわけないじゃん…！Aちゃんを、｣
…俺からあえて嫌われるために、こんなことをしたのか…？きっと、きっかけはあの流出だろうな…
キ｢…写真の流出…？｣
そのワードをあげると、肩をビクッと揺らす彼女。やはりそこが彼女にとって問題だったんだ。
キ｢…やっぱり。そう、だよね…。｣
｢…あの時、恥ずかしながら…初めて、キヨさんが、あんなに名の知れた人だってこと、知りました…｣
キ｢それに関しては全然…。写真とかで拡散されたこと。ネット使って探したこと…本当にごめん。｣
｢いえ…。謝るのは私の方です。本当にすみませんでした。私のせいでご迷惑をおかけしてしまって…｣
迷惑なんかじゃない。彼女は申し訳なさそうに頭を下げる。それが嫌で、頭をあげるよう言った。
キ｢…伝わったはずだよ。俺の想いや覚悟は。あのラベンダーの花言葉で、きっと…。｣
｢…っ…！｣
キ｢確かに、迷惑かけることばかりかもしれない。けど俺は、Aちゃんが居ない生活にはもう耐えられないよ…。だから、お願いっ…戻ってきて…っ…？｣
彼女がいない約1年間。俺はまるで死人のような生き方をしてきた。というか、死人同然だったかもな…。
｢…ダメなんですっ…私の存在が、キヨさんの人生にあったらっ…！…キヨさんの努力を踏みにじるようなことを、私はしたくない、から…っ…！！｣
キ｢なんでっ、…？Aちゃんはそんなことしてな｣
｢してるんですっ…！！今回の件がそうっ…私のせいで傷ついた人が沢山いる。飛び火がキヨさんのもとへ行ったら…簡単に壊れちゃうんですっ、！今までの成功も、全てが消え去っていくから…っ｣
____彼女は、俺を理解していない。
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まい(プロフ) - ゆーみさん» 有難いコメントありがとうございます!!そう言って頂けるととても励みになります✨ (2022年2月12日 12時) (
レス) id: 3f0b5755f1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - コメント失礼します。涙ボロボロです…!!後半ずっと泣いてます。何回でも見れるし何回でも泣けます。主さん素敵なお話をありがとうございます☺️❤️ (2022年2月12日 4時) (レス) @page28 id: d6e3ec51cc (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - しぇりーさん。さん» フォローありがとう！！ぜひ仲良くしてやってください🥰 (2022年1月6日 23時) (レス) id: 3f0b5755f1 (このIDを非表示/違反報告)
しぇりーさん。(プロフ) - 分かりました！！私しぇりい。何とかかんとかって名前なのでフォローされてたらこいつなんだな！って思ってください！ (2022年1月6日 22時) (レス) id: 5b068073c0 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - しぇりーさん。さん» 確かにupするのは勇気入りますよね💦ゆっくり待ってます！Twitterはただの推し事垢なんですがいいですかね？笑 でしたら私のページに書いてあるのでそちらからチェックお願いします🙇⋱ (2022年1月6日 13時) (レス) id: 3f0b5755f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まい | 作成日時：2021年11月6日 20時
