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数日後、キヨさんのスマホに牛沢さんから連絡があったようだ。そのことで牛沢さんが今日、家に来るらしい。
｢お兄さん…なんですかね…｣
キ｢…分からない。俺も何も聞かされてないから…。｣
｢そう、ですか…｣
小さなため息をつく。それを見たからか、キヨさんの大きな手が私の頭を撫でた。
キ｢…どんな結果であろうと、何も変わらないし変わらせない。だから、大丈夫。｣
…実際、不安なのはキヨさんも一緒なはず。自分の友達が恋人のお兄さんだなんて、何だか胸がざわつく感じがする。
｢…ありがとうございます｣
彼を安心させるためにも、私は笑顔を見せた。
＿牛｢お邪魔します｣
数十分後、牛沢さんが訪れた。まず初めに母の仏壇に手を合わせてくれた。その後すぐ私は飲み物を用意した。
｢どうぞ？｣
牛｢おっ、ありがとう｣
キ｢で、さ…。うっしー。いきなり本題に入るけど…うっしーにとって、Aちゃんは…｣
どことない緊張感が走る。私は思わず軽く唇を噛んでしまっていた。
牛｢…母さんに連絡した。そうしたら、鈴宮Aは…間違いなく俺の生き別れの妹だ、って。｣
…やっぱり、そうなんだ。事実がわかった途端、力が抜けていくのが分かった。
牛｢俺の母さんと、Aさんのお母さんは以前会ったことがあるらしい。その時、言っていたらしい。この事は、遺書に書くって。病気持ちだからいつなにがあるか分からないから。ってさ…。もし、その時がきたら俺にも話すつもりだったみたい。なるべく生き別れの兄がいることを知られないようにしてたみたいだけど…。｣
｢そう、なんですね…。牛沢さんのお母さんにも迷惑をかけたみたいで…申し訳ないです。｣
牛｢いや、Aさんが謝る必要はないよ。それに俺の母さんも冥福をお祈りしますって、伝えておいてってさ。母さん、Aさんに会いたがってたよ。あんなに素敵なお母さんの娘さんだからって。｣
…思わず、泣きそうになってしまった。
｢…私も、会いたいですっ…。｣
牛｢会ってあげて？…最低なのは父親だから。それは多分、Aさんも思ってるだろうけど。｣
｢はい…。父親違いの兄妹…。しかも私の場合は父親の過ちで出来た子ですから…。｣
キ/牛｢｢え…？｣｣
…2人の反応を見て、咄嗟に口を塞いだ。あ、そうだ…。このことは誰にも言ってなかったんだった、…。けど、2人になら、話してもいいのかな…、
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まい(プロフ) - ゆーみさん» 有難いコメントありがとうございます!!そう言って頂けるととても励みになります✨ (2022年2月12日 12時) (
レス) id: 3f0b5755f1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - コメント失礼します。涙ボロボロです…!!後半ずっと泣いてます。何回でも見れるし何回でも泣けます。主さん素敵なお話をありがとうございます☺️❤️ (2022年2月12日 4時) (レス) @page28 id: d6e3ec51cc (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - しぇりーさん。さん» フォローありがとう！！ぜひ仲良くしてやってください🥰 (2022年1月6日 23時) (レス) id: 3f0b5755f1 (このIDを非表示/違反報告)
しぇりーさん。(プロフ) - 分かりました！！私しぇりい。何とかかんとかって名前なのでフォローされてたらこいつなんだな！って思ってください！ (2022年1月6日 22時) (レス) id: 5b068073c0 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - しぇりーさん。さん» 確かにupするのは勇気入りますよね💦ゆっくり待ってます！Twitterはただの推し事垢なんですがいいですかね？笑 でしたら私のページに書いてあるのでそちらからチェックお願いします🙇⋱ (2022年1月6日 13時) (レス) id: 3f0b5755f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まい | 作成日時：2021年11月6日 20時
