Episode 1-6 ページ10
そこにはブロンドの髪に紫色の瞳をした、端正な顔立ちの男性の写真があった。
やだ。ちょっとカッコイイじゃない。
リチャード・アイシス
アイシス家の三十三代目の当主。
最も凶悪な死喰い人の一人として知られる。
闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドを倒し、伝説となった。
一九八六年、アルバス・ダンブルドアにより殺される。
その人並み外れた才能と魔力によって、普通の魔法使いでは手に入れられない、不思議な力を手にした。
詳細は分からない。
裏にはそう書いてあった。
『私のお爺ちゃんって、グリンデルバルドを倒したの？』
「そうだ。彼が仕えていた人がグリンデルバルドは邪魔だと言って殺すのを命じたんだ」
私のお爺ちゃんは死喰い人なら、きっと、その、仕えていた人ってーー
ヴォルデモートだわ。
私は少し驚いた。
「母さんも立派な人だった。最も美しい魔法使い百人に選ばれていたなーー」
彼が一人で喋り続けている間、私は考え事をしていた。
……私はハリー・ポッターの世界を知っている。
でも、それをきっとハグリッドは知らない。
隠すべきなのかしら？
だけど、そもそも私がハリー達と同学年になるとは限らない。
もしかしたら、ハリーはもう卒業してるかもしれないわ。
だけどハグリッドが居るって事はーー
「そういえば、何故俺が魔法使いだと分かったんだ？」
『えっ！』
丁度今悩んでいた事を聞かれ、私は素っ頓狂な声を上げてしまった。
ハグリッドは益々怪しく思った様だ。
「だから、さっき俺に魔法を使ってみろって言っただろ？」
『だってそれは……あなたが言ったのよ』
「え？」
ああ、自分でも分かるわ。
最悪な言い訳。
『あなたが、俺は魔法使いのハグリッドだって』
「そうだったか？……まあ良い」
ハグリッドが馬鹿で助かったわ。
安心していると、彼が一枚の紙を差し出した。
『……何？』
「お前さんの入学許可証だ」
『入学許可証？見せて！』
私はハグリッドから殆ど引ったくるようにして、入学許可証を貰った。
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Lve(プロフ) - Selenaさん» 有難う御座います！ (2018年2月15日 20時) (
レス) id: 2caa173ee6 (このIDを非表示/違反報告)
Selena(プロフ) - Lveさん» 今、パスワード設定を解除致しましたので、ご覧になれる様になっていると思います！ (2018年2月15日 20時) (レス) id: 0264d54669 (このIDを非表示/違反報告)
Lve(プロフ) - 続編にパスワードがかかってるのですが、パスワード教えてほしいです (2018年2月15日 17時) (レス) id: 2caa173ee6 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ(プロフ) - キャンディスさん» コメントありがとうございます！私もこの設定は気に入っています。結末についてはもう大体考えているんですよ！是非楽しみにしていて下さい。これからも応援宜しくお願いします！ (2017年11月20日 16時) (レス) id: 0264d54669 (このIDを非表示/違反報告)
キャンディス - 主人公が超絶美女設定だし、生い立ちや、ドラコとなかなかいい感じでも、まだすれ違っている2人、嫉妬に燃える女も登場して、これからの展開が闇の陣営との関わりがどうなるのかも含めて、私にはイメージ出来ず、更新が楽しみ過ぎます！ (2017年11月20日 13時) (レス) id: 2f537a1b25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Selena | 作成日時：2017年8月22日 18時
