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溢れる私の涙を見たくないとでも言うように
チャニョルの長い指が私の頬を何度も撫でる
もう。言うしかない。
これ以上は黙っていられない
「……っ、昨日の夜っ…、あたしのっ、
部屋、来たっ…」
涙と嗚咽が邪魔をして
上手く言葉が出てこない
「…っ、チャニョルの話っ……っ……
全部、っ、聞いた……っ、」
CY「…A、あれはっ…」
「……っ、怖かったっ、あそこまで、
他の男の人にっ、身体触られてっ…….、
震え止まんなくってっ…、チャニョルの名前っ、
呼んだのに………っ、来たのは
サランさんだった……っ、」
ぐちゃぐちゃになった私のブサイクな顔を
君は切なそうに見る
そんな顔しないでよ
辛いのは、私だよ？
CY「……っ、違う。俺だって、
助けたかった。っ…、でも…っ」
「……っ言い訳しないでっ！」
チャニョルの身体を押し、自分から引き離す
「…なに？何でサランさん家に呼ぶの？
もう嫌だよっ……チャニョルが、
チャニョルが、わかんないっ………
……わかりたく、ないっ……」
CY「仕方ねえんだよっ…助けたくても、
助けれなくて、サランもっ……
呼ぶ気なんて更々無かったっ……」
「…っ、何それ、意味わかんないっ…」
チャニョルも既に、目を赤くして
瞳に涙をためている
何か、辛いことがあるの？
それを私に隠してる？
「…、ちゃんと話してっ」
CY「…っ、話したら、」
「…？」
CY「…っ話したら、もう、
.
Aと、いられなくなるっ…」
「…どういう、こと？」
CY「もうっ、無理なんだよ……、」
崩れ落ちる君
君の言う
"もう無理"
私には、良い意味に聞こえないよ
CY「好きな女といて、何が悪いんだよっ…」
私でなく、誰かに投げ捨てているような
君の本音
チャニョルの左手に光る
私とお揃いのリング
.
既に輝きは、失っていた
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せいな(プロフ) - 楽しみに待ってます＼(^^)／ (2015年8月15日 14時) (
レス) id: 2806b0a3d3 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - お話はちゃんと後ほど公開いたします。パスワードはちゃんと外しますのでお待ちください。 (2015年8月15日 13時) (レス) id: 1d2246f2f4 (このIDを非表示/違反報告)
スタァ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！続きのパスワードは公開できるようになったら外されるのでしょうか？ (2015年8月15日 12時) (レス) id: ca85df6dda (このIDを非表示/違反報告)
マオ(プロフ) - パスワード教えてください！いつも楽しみに読んでました！！ (2015年8月15日 11時) (レス) id: 66629e8068 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - パスワード公開は致しません！もう少々お待ちください。 (2015年8月15日 11時) (レス) id: 1d2246f2f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リナ
| 作成日時：2015年4月19日 7時
